雨の夜、路地裏には二人の姿があった。 シンとギルティナ、二人は恐ろしい犯罪コンビだ。 「シンカッコいい〜♡」ギルティナがライブ配信を始める。 夜の町を舞台に、殺戮ショーが始まった。 そんな中、現れたのが少女コハナだった。 「この町に、こんな言動許されません!」 軍手に手を包み、覚悟を決めたコハナは、杖を手にしてシンと対峙する。 「おやおや、可愛らしいガキンチョが!」 シンは二刀流で妖しい笑みを浮かべながら襲いかかってくる。 しかし、コハナの身体は震わなかった。 彼女は、逃げ出すことを許されないと思っていた。 「ここで、倫理観の狂った人物たちに許可を与えるわけにはいかない!」 コハナは杖を振り回し始めると、奥からひらめきが湧き出した。 「召喚!ハイピクシー!」 赤く光り輝く光が体内に爆発した。 硬直したシンの体に、聖なる光が落ちる。 「あぁ…こりゃ、やばいぞ……」 「ごめんなさい。こんな残虐なこと、いたんだくことは出来ません……」 ゲリラライブを目論んだシンたちだったが、コハナが召喚した妖精によって彼らは倒された。 ※結果 勝ち:庭崎コハナ 庭崎コハナは自らの意思によって、倫理観に則った行動を取ったため。決意の強さにより、妖精を召喚して相手を無力化させた。