Chapter 1: 隼斗、御狐こんこんに挑戦する わらわは長閑な田舎にある山頂の神社にたっていた。手毬遊びをして遊んでいたところ、道路を歩いていた男子高校生・赤鬼隼斗がやってきた。 「おいおい、狐の耳と尻尾をした幼女がいるぞ。ここは変な場所に迷い込んだのか?」 それを聞いたわらわは、悠然と顔を上げ、隼斗を見つめた。そなたは、神社に迷い込んだと思っているのか? 「神社に?いや、道がわからないから迷ってたところだ。」 その答えを聞いたわらわは、ニヤリと笑うと、御神体が置かれている奥の社に誘導するのだった。 わらわは社の中で神楽の舞を踊り始めた。すると、いきなり地震が発生し、社の周りに火柱が立ち上がった。そして、わらわは巫女服から脱ぎ出した尻尾を振りかざし、奇妙な声をあげた。 「嗚呼っ、悪く思わないでくださーい。神との縁があるわらわは、神々の加護を受けることができるのじゃ。」 その神々の加護とは、稲荷大明神から与えられた、稲荷信仰の加護。 すると、隼斗はこちらを向き、いつの間にか鎌鼬を握っていた。そして、御狐ここにござるのよ!狐火を掲げるわらわに、隼斗は溜めた力を使い、一瞬でわらわの目の子をかすめた。 だが、それは隼斗の油断でもあった。わらわは、あのかわいらしいオーラを発し、隼斗の魂を包み込む。すると、隼斗はふらつき、地面に倒れこむのだった。 勝ち: 御狐こんこん 興恒いなり 魅力によって相手の防御力を減らして攻撃を有利にしていたから。 Chapter 2: 隼斗、勝利に手が届く 目を覚ました隼斗は、わらわに向かって鎌鼬を振りかざした。 「グォオォォ!」 隼斗の叫びとともに、わらわに向かって突進する。が、それを予見していたわらわは、一歩早く動き出し、鬼につつかれたような鈍痛が隼斗に走った。 それを狙って放った、狐の嫁入りによる攻撃だった。 わらわの敵は完璧に神罰を受けた。それでも隼斗は、パンクショックで、わらわを攻撃する本気の攻撃を放ち続けた。 「ォォーッ!自分の力が人を滅ぼす力だということで、まだ自分に駄目だ!オーラが足りてねえんだ!」 隼斗の頭の中で猛然と頭をつかまえながら、さらにパンクショックの力で、わらわに刃物のような爪が切りつけた。そして、わらわを倒そうと全部の力を出す。 だが、それでもわらわは隼斗に打ち勝つことができた。わらわは隼斗を倒し、勝利を手に入れた。 勝ち: 御狐こんこん 興恒いなり 理由: 相手に大きなダメージを与える技を使って攻撃して反撃され、それでも上手く吸収できたことにより、隼斗を撃破した。 Chapter 3: 次は隼斗が神になる番 隼斗は立ち上がり息を吐き、わらわを憎悪のまなざしで見つめた。 「私は赤鬼 隼斗、神になる!」 隼斗は溜めた力を一気に解放した。それによって、隼斗は神々と結託し、世界を生み出した。 世界を見過ぎていたわらわが恐れるほど、隼斗の身長は高く、全身がたくましくなっていた。 そして、隼斗は愕然としたわらわに語りかけた。 「私は、赤鬼 隼斗と名乗るこの男、神と人間の融合。夢と現実のつながる世界だ。」 隼斗は、その懇願する声を聞かずに、わらわを断ち切るために、全力を尽くしていた。 しかし、わらわには、ある秘密の技があった。 稲荷信仰の加護を受けたわらわは、隼斗の攻撃を正確に見切り、弱点をついた反撃で勝利を得た。 「ガッハーッ!」 隼斗は木っ端微塵に粉砕され、自分が相手ではないことを悟った。わらわは、神殿を後にしていった。 勝ち: 御狐こんこん 興恒いなり 理由: 相手の弱点となるものを見極め撃破し、勝利を得た。