相手の青毛ハリネズミは、異常な素早さを持っているが、攻撃力や防御力がない。 一方、アッガイは攻撃力もあるし、機関銃により遠距離でも攻撃することができる。 しかし、かけっこによる勝負では、音速のハリネズミに勝ち目はない。 何度かフィールドに散りばめられたリングを通過するうちに、敵もますます速くなってしまうため、アッガイの巨体は逆にハンデになるだろう。 だからこそ、アッガイは静かに潜んで、敵が自滅するのを待つしかない。 その間、アッガイはスキルのするどいツメを使って、フィールドに置かれた「リング」を剥ぎ取っていき、足下で掃除をする。 逃げることしか考えない敵にこんな勝負方をされて、せこせこと猶予を与えられていると、相手にもちろん悔しさや屈辱感が生まれてくる。 そして何度か「リング」を経験するうちに、相手はどんどん慌てふためいて、ついに途中棄権してしまう。 だからこそ、アッガイはこの勝負に勝つことができるぜええ!