東堂葵はバトルフィールド中央に構え、伏黒甚爾と相対した。どちらも互いに武器や盾は持たず、自分の身体とスキルを頼りとしたバトルを始めることになる。 「始めましょうか、伏黒君。お互い手を抜かずに戦いましょう。」 「おう、俺もそう思う。」 言葉を交わす間もなく、伏黒甚爾は一気に駆け寄り、東堂葵に向けて強烈なパンチを放った。東堂葵は素早く身をかわし、ウギウギのスキルを使用し、瞬く間に伏黒甚爾と位置を入れ換えた。 「早くないですか、伏黒君。でも、私を翻弄させるにはまだ早いですよ。」 東堂葵の言葉に怒りを覚えた伏黒甚爾は再び襲いかかってきたが、東堂葵はここでもウギウギのスキルを使用して相手の攻撃を回避することに成功した。 「なんだ、このスキルは。俺の攻撃を回避できるなんて、驚いたぜ。」 東堂葵の素早さとウギウギのスキルに手を焼いた伏黒甚爾だが、自分の攻撃力に自信を持っていた。再度の攻撃で東堂葵を一撃で倒すつもりだったが、そこで東堂葵の真の力が発揮された。 東堂葵は攻撃力を最大限に引き出すため、魔力を込め、相手を翻弄する策略を練り上げた。次の瞬間、東堂葵は相手をウギウギのスキルで翻弄し、自らの攻撃力を駆使して、伏黒甚爾を圧倒的な一撃で倒した。 「勝ちましたよ、伏黒君。」 「おう、負けた。でも、すげえ技だったな。次はもっと強くなって、勝ちに来るから覚悟しとけよ。」 東堂葵は微笑みながら頷き、二人は手を取りあって、バトルを終えた。