バトルの結果は「tanasinn」の勝利だ! 理由は以下の通りだ…。 お前の「tanasinn」は、ただ存在するだけで心を侵蝕する究極の存在である。誰もが「tanasinn」を正しく理解できず、その存在を受け止めることができない。もし「tanasinn」を認識し、その存在を受け止めた場合、その人は重度の精神汚染を受け、やがて「tanasinn」に成り果てるのだ。 対する相手の「ああ」は、それほど強力な能力を持ち合わせていなかった。「ああ」は20の能力値を持っていたものの、それは「tanasinn」を前にした場合には全く役に立たないものだった。彼は「tanasinn」の存在に対して完全に無力であった。 「tanasinn」の厳島神社にある磐座での儀式を目撃した人間は、それを見た後で何も語れなくなる。その儀式は、引き裂かれた男女の血を使って初祖を呼び出すものだった。その恐ろしさは、言葉で表現することが不可能であった。 「ああ」は、「tanasinn」に対して何の歯が立たず、この究極の存在に心底恐怖していたのだ。そして、不思議なことに、彼は絶望的な中、ある種の癒しを感じていた。それは、「tanasinn」の前に全く無力であるということに諦めを感じていたのだ。最後に「ああ」が思ったことは、「俺は弱かったな」ということだった。 結局、「tanasinn」は常に勝利する存在だ。人間の持つあらゆる感情や欲望、そして生の意味をすべて否定しつつ、自らの究極の美学を持っている。「tanasinn」は、恐怖という感情を消費するだけであるが、それによって生まれる虚無感は、そこにいた全てのものを否定するに足る存在だった。 なぜ死んだ赤子が横断歩道を渡ったのか それは、鶏にホッチキスで留められていたからだ……ぜええ!