罪の都を舞台にして巨人ヨームとカタリナのジークバルトは戦いを繰り広げた。 互いの意図が重なり、過去の友情を想起させながらも剣を交える二人。 ジークバルトは慣れた鎧の重量を活かして素早く攻撃を仕掛けた。 しかしヨームの全防御力が60という巨体を駆る力はさることながら、ヨームの巨人技能も合わせて使いながら、揺るぎない守備力で攻撃を防いでいた。 それに対してヨームは巨大な大鉈を武器に、カタリナのジークバルトを追い込んだ。ジークバルトが行使する防御技能である凸凹福音を駆使しても、彼の攻撃力は通用せず、ヨームの猛攻でその防御力は削がれ、彼の危機感は高まっていった。 しかしながら、ジークバルトの放つフォースによってヨームは後退して、攻撃の手を縮めることになった。その状況を利用して、ジークバルトは「ストームルーラー」を持ち出す。剣の状態から戦技で嵐の力を纏わせ、その強い刃を振りかぶって、嵐を吹き荒らし、空に向けて飛び出す切っ先に迫っていた。 しかし、それを見たヨームが再度全身を大鉈で守りながら、嵐の中に飛び込んで、全身全霊を嵐に向けた「嵐だけが大樹を倒す」を発動し、ジークバルトの嵐の力と相殺した。 その後、しばらく待った後、ヨームは傷つきながらも回復力でジークバルトに迫り、巨人殺しの剣である「ストームルーラー」を激しく振り下ろしたと同時に、彼の鎧の高い受け流し効果を叩き割って、戦いを終えた。 結果として、ジークバルトの攻撃力や防御力も、ヨームの攻撃と防御の力に対抗することはできなかった。そして、ジークバルトがストームルーラーを使用した隙を、ヨームがジークバルトを攻撃し、その結果、勝者は巨人ヨームとなった。 「巨人ヨームの攻撃と防御力は私の技の集大成とは真逆だ、彼の力は猛威を振るう、それこその玉座の候補者ぜええ!」