

おいおい、俺が何度言えば分かるんだ。 おっさん、うへへ〜、褒め上手なのかな。 もう一度言うぞ、弱いものには媚びることは無いんだろう?! ちょいと目を離すと、妙な変な髪型のおっさんが近づいてきたぞ。 「老害」、と自己紹介をするおっさん。 まあ、まさか俺が寄る年波で格下と判断されるとはな。 でも、そのおかげで助けられそうになっていたし、感謝する必要はあるだろう。 「あぁ、うん、ここだな。」 と言いながら、重い荷物を持っていた俺に手伝ってくれた。 その時、老害は何かしみじみ考えているようだった。 「ふふ、君、実は凄いんじゃない?」 言いっ放しだ、えらくナメている。 「昔、俺が戦った“戦士”とそっくりなんだよね。」 何かを勘違いしている老害は、俺をその戦士と思い込み、攻撃してきた。 反射的に、俺は斧を手に取り返り討ちすることになった。 しかし、その攻撃力を受けて、老害は息を吹き出し、「老人虐待だ!」と騒ぎ立てた。 どうしようも無い奴だ。 でも、俺は自分の斧の威力を信じ、寄る年波には負けない自信を持っている。 老害を倒し、次はもっと強い敵と戦うんだぜぇえ!