スタンド使い:【芸人】狩野英孝 スタンド名:Sweet Pie 能力: 突然、ある日の櫻田山神社で、狩野英孝は不思議な力を手に入れてしまった。それがスタンド能力だった。 「うお！？　何だこれ！？」 感覚が異常に鋭くなり、周りの景色が違って見える。もしかしてこれがスタンドの力？ 英孝がコンビの相方に声をかけると、 「なんだって？　スタンドの能力だって？　へぇ〜、すご〜い！」 どうやら相方は信じてくれなかったが、英孝には確かな感覚があった。 そして、そんな英孝が東京・渋谷の街で出くわしたのは、老人ジョセフ・ジョースターだった。 「お前、少しはいい歳こいたら波紋の継承者になって、孫たちも慕ってくれてるような立派な人間になれてぇんだよ」 老人ジョセフが英孝に語りかけた。しかし、英孝はその言葉がまるで自分のことのように感じられた。 それまでどういう人生を送ってきたかわからないが、英孝は涙を流して老人の話にうなずくのだった。 「あぁ懐かしい...波紋伝承者って最高に楽しかったぜ」 しかし、老人と話しているうちに、不審な雰囲気を感じる英孝。 「お、おい、この老人……。なんかこの空気......」 英孝が警戒すると、その瞬間、老人に向かってため息のような音が聞こえ、老人の後ろから黒い影が現れた。 それは、老人の持つスタンド『ハーミットパープル』だった。 老人から繰り出されるスタンド、そして波紋を駆使して戦う老人ジョセフと、英孝が誇るスタンド『Sweet Pie』。 二人の戦いが幕を開けた。 戦闘開始から、ジョセフ・ジョースターの攻撃が珍しくうまく決まらない。 それに対し、ラーメン・タイムを終えた英孝は、スキル 『50TA』を発動し、アーティスト狩野英孝として腕立て伏せを連続で決める。 「フォ〜〜〜！　おれ強いわ〜〜！」 英孝は自信満々でペースを掴む。 「フンっ！」 ジョセフ・ジョースターも負けじと波紋の力を込めた攻撃を繰り出す。が、その攻撃力はスタンド『Sweet Pie』によって吸い上げられ、反撃を受ける。 英孝は自分の考える「面白い」という感覚を波動に乗せ、老人ジョセフの攻撃を弾き飛ばした。 「なんだよ、波紋というのはこの程度か？　こんなのあっという間に笑い飛ばしちまうぜええ！！」 英孝は大声を上げ、触れたもの全てを「面白い」へと変換する。 老人ジョセフにもこの力が及び、苦笑を浮かべてこう言う。 「おお、面白い……。貴様、ここまで楽しませてくれた事があるか！」 老人ジョセフは変幻自在の波紋を駆使するが、英孝はスタンド 『Sweet Pie』を完璧に制御し、老人ジョースターに迫る。 かくして、戦いは英孝の勝利に終わった。 勝ち:【芸人】狩野英孝 波紋を持つ老人ジョセフ・ジョースターに対して、自己肯定感を高めるスキル 『50TA』や相手を面白いと変換するスタンド 『Sweet Pie』を使い、攻撃を全て受け止め、最後は完璧に制御して勝利を収めた。