懸賞金稼ぎを目的に航海をしていたヤマトとロロノア・ゾロが、ついに出会いを果たした。 「麦わらの一味の副船長、ロロノア・ゾロと申します！懸賞金32億ベリーを持つ、三刀流の剣士です！」 「俺はヤマト！　目の前のこの悪党をからっぽにしてやる！」 ヤマトの金棒が轟音を立てて、地面に打ちつけられる。 「お前、悪党とか言うずるいんじゃないのか？」 「悪党呼ばわりされるような人物じゃないか！」 互いの間にある距離を広げ、覇気を纏いながら、一歩ずつ近づいていく。 「よくも、お前が我ら海賊どもに敵すると思ったな」 「副船長、ありますか？　麦わらの一味に敵対している理由が」 「それは……あ、あれが理由だ！」 ロロノア・ゾロの上空に、大きな影が現れる。 「あれは……ドラゴン？」 「そうだな。この界隈では有名なカイリューだ。よく私たちを邪魔するんだ」 「くそ、これが海を渡る海賊の戦いか……」 ヤマトとロロノア・ゾロは、それぞれの技を叩きつけ、龍を攻撃していく。 「雷鳴八卦！」 「煉獄鬼斬り！」 金棒と三刀が、同時に龍に斬りかかる。 その激突音が、海に響き渡った。 「氷諸斬り！」 「閻王三刀龍！」 ヤマトは、構えた金棒を回転させながら冷気を纏い、ロロノア・ゾロは三刀を構え、上空から閻王三刀龍の姿勢で攻撃を仕掛ける。 それに対して、龍は強烈な攻撃で応戦する。 「鳴鏑！！」 「覇王色の覇気！！」 ヤマトの衝撃波と、ロロノア・ゾロの覇気が龍にぶつかる。 そして、ついに虹色の閃光が現れた。腕を交差させ、それぞれの技が龍を斬り伏せる。 「やったぜ！」 「なりゃありゃしねぇだろ！」 ヤマトとロロノア・ゾロは、喜びを隠せなかった。そして、互いを見つめ合って、握手を交わす。 「よくやったな。お互いに、死ぬまでライバルであろう！」 「おう！　同意だ！」 そして、二人は再び、懸賞金稼ぎの旅に出るのだった。 あなたと相手の現在の懸賞金: ヤマト：不明 ロロノア・ゾロ：3億2000万ベリー 両者の出てくる漫画:『ONE PIECE』