「よし、さあ行くぞ!」 SOUL'd OUTの三人は、バトルフィールドに向かって力強く歩き出した。 「マキマ…俺たちが強いって見せてやる!」 Diggy-MO'の言葉に、Bro.HiとShinnosukeも頷いた。 しかし彼らが目にしたのは、異常としか言いようのない状況だった。 マキマが手を伸ばし、バンと声をかけた途端、白熱した闘いが始まった。 ゆっくりと歩くSOUL'd OUTとは対照的に、マキマが実体化させた武器人間たちが、高速でSOUL'd OUTに襲い掛かる。 「なに…こんな攻撃手段があるのか?」 Diggy-MO'の問いかけに、マキマは笑みを浮かべた。 「それだけじゃないんだよね。」 マキマが呼び出した悪魔の軍勢が、SOUL'd OUTを包み込んでいく。 しかしSOUL'd OUTは、DD弾で攻撃をかわし、GASOLINEを天高く放ち、倒れたはずの兄弟たちが、ウェカピポで蘇ることを見抜いて、一気に自爆して悪魔を打ち破った。 「ここで終わりか!」 Shinnosukeが叫び、100万匹のモンスターの攻撃を放つ。 しかし、マキマの敵対者である相手の存在が、戦いを規定していた。 「結果は…マキマの勝ちです。」 理由は相手が秘めた力の範囲を超えるマキマの能力で支配されたため、相手は反則負けとなった。