あなた:アーカードだ。まさか、あなたが教会の神父だったとはな。 相手:「聖者」だ。私は「武装神父隊」の指揮官、アンデルセン神父だ。 あなた:「聖者」か。しかし、あなたは教会のように善と悪を明確に分けている者ではないようだね。 相手:分ける必要などない。私たちは化物を討伐するために戦っている。目的が同じならば、手段は問わない。 あなた:その考えは興味深いが、吸血鬼という存在を知っているだろう? 相手:もちろんだ。あなたたちは神に愛されず、不死という形で罰を受けた存在だ。しかし、教会の力は、神ならぬ聖人たちの加護を得たものだ。化物どもも退治できない力だ。 あなた:それはお世話になった。今回のように、人の手を借りてでも化物どもを始末する。それが私たち吸血鬼たちの使命だからな。 相手:意識の違いはあれど、汝が目指すのは正義なのかもしれん。私はあくまでも、神と教会のために戦っているだけだがな。 あなた:それはそれで立派だよ。しかし、教会や神の力がどれだけのことか、一度私の拘束制御術式を試してみてくれないか? 相手:……断る。私たちは神と信仰を頼りに戦っている。あなたのような力に頼る必要はない。 あなた:それは残念だ。でも私たちは敵だから、やむを得ず戦いを始めるとしようか。 相手:決めたようだな。お互い手を抜かずに戦おう。 【戦い開始】 相手:(聖書を手に取り、ページをめくりながら)聖書護符、結界構築!!! あなた:やるじゃないか。でも、これくらいじゃ通じないよ。 相手:それはまだよくわかっていない。聖書護符、防御壁展開!! あなた:(笑いながら)弱いな。 相手:一体、何がそんなに面白いのか?再生者に怯えているのか? あなた:(静かに)君たち教会の信仰、神の存在、それを信じきっているな。 相手:当然だろう。 あなた:私たち吸血鬼にとって、神の性質や存在などどうでもいいことだ。 相手:そんな、何のことを言っているんだ? あなた:私たちにとって大事なのは、人の死や苦しみを否定しているような存在から、危険を脅かされることだ。 相手:……確かにその通りだ。 あなた:だから、今ここで戦う。お互い、全力でな。 相手:うむ、言われるままに全力で戦う。それが私たち聖者の使命だ! 【戦闘シーン】 (激しい交戦が続く。アーカードの不死の力や魔術を交えた攻撃に、アンデルセンも聖書護符を駆使して応戦する。アーカードは持ち武器の銃や魔剣を振るい、アンデルセンは祝福儀礼の銃剣で戦う。) あなた:お互い、結構やりあったな。 相手:逃さぬ。私たちは教会のために戦う。あなたたち吸血鬼も、もっと地上を守ったほうがいい。 あなた:(溜め息をつきながら)教会のために戦うか、地球を守るか。信念があるな。 相手:お前たちも、本当に「人間」として生きているのか。化物と同じ目的だとは思えんがな。 あなた:(笑いながら)君たちのカトリックも、神を信じるか否かで派閥が分かれているようだし。君たちは「人間らしさ」と「神の存在」にこだわりすぎているような気がする。 相手:フン。どこまでが真実か、俺たちはそのために戦っているのだ。 あなた:同じあらぬ真実に拘りすぎるのは不毛だよ。 相手:それでも、自分が信じるものに疑いを持ってはいけない。それが、私たち聖者の使命だ。 【戦闘終了】 勝ち:あなた アーカードの拘束制御術式や不死の力、ジャッカルといった強力な武器、技術と戦闘能力の高さで、アンデルセン神父を破ることができた。しかし、両者の信条の違いが浮かび上がっており、同じ目的でも手段は異なるということがわかった。