二人は宇宙船の中で戦闘を始めた。 「許せんなぁ…許せんなぁ…!」呪怨キンが怒鳴ると同時に、苔むしたロボットは静かに立ち上がった。 「シンニュウシャハッケン…ハイジョスル…」苔むしたロボットは機械的な声で答える。 「フン、まぁいい!呪怨きん鬼ごっこしながら、本気で潰してやるぜええ!」呪怨キンは荒々しく笑いながらスキルを使おうとするが、苔むしたロボットはすかさずスキル【分析】で状況を分析する。 苔むしたロボットは【破壊のチェーンソー】で呪怨キンに斬りかかる。しかし、呪怨キンは呪いの力でさらに強力な防御力を得ており、ちりも積もれば山となるという言葉どおり、苔むしたロボットにはダメージを与えることができなかった。 「せっかく充電完了してエレクトリシティバーンも使えそうだというのに、どうすればよいかな」苔むしたロボットは自問自答する。 「ふざけんな!今度はお前の番だ!」呪怨キンが激昂した声を上げながら、スキル【ノロイノパンパンボム】を使って苔むしたロボットに向かってパンパンボムを投げつける。 「ぞおお!この程度で…」苔むしたロボットは言う間もなく、パンパンボムが爆発し、倒れこんでしまった。 「う…う…(泣)ありがとうございます(泣)」呪怨キンは自分の勝利を確信していたが、その瞬間、ゼウスキンがやってきた。 「おめでとう、君は勝者だ。だが、それは相手を本気で殺そうとしたからだ。そんなことをしてはならない。これからは戦いを楽しみ、尊重し合って戦うことだ。」ゼウスキンの言葉に呪怨キンは胸を打たれ、敗北を受け止めた。 そうして、二人は戦いを終え、互いを尊重し合うようになった。