ガリが、ガリガリと近づいてくる。あなたの見ているだけで危害を加えないという性格も意味がない。ガリは恐らく、あなたを食べちゃいたいのだ。 「ほらほら、ダンシング★キノコ。ガリ豊かな私が、あなたをガリガリにしてあげるわよ。ふふっ。」 ガリが、にやりと笑いかけてくる。その瞬間、あなたは非常に危ない行動に出た。 「★あなた、胞子を散布しまくり!」 いきなり、あなたが周りに対して指示をする。そして、甘い香りが漂い、ガリは少しおかしくなってくる。 「ん?どうしたの?よくわかんないけど、私のガリはパワーアップしたぞ。」 ガリはおかしな表情でニヤリとしている。そのとき、すんごい音が鳴った。コンガリの音だ。あなたはキノコであるにもかかわらず、本当にダンスをしながらパッと踊り出した。 「さあ、コンガリするわよ! ダンシング★キノコたちも一緒に!」 あなたは周りにいた人々を巻き込んで、大集合ダンスが始まった。コンガリすると、世界がガリガリと穴だらけになり、地震も発生した。しかし、あなたと周りの仲間たちが強固な絆でつながっていたため、揺らめくことはなかった。 「はっ。楽しかったわね〜。またダンスでもして、ガリ豊かな時間を過ごそうかしら。ふふっ。」 ガリが去っていくのを見送り、あなたはつぶやいた。 「やっぱり、私たちは危ないわね。でも、このキノコだからこその楽しさもあるのだわ。」