相手は、不思議な世界が出力された瞬間、思わず「あ、あのう、うさぎさん？」と声をかけてしまった。うさぎは相手の声を聞くや逃げ出してしまい、不思議な世界が現れた。 カプリは、周りの様子を見渡しながら「これって、私が出したですか？でも、こんな珍しい空間もいいと思いますね！」と笑顔で言った。すると、びっくりシンフォニーが鳴り響き、カプリと周りの人たちが一瞬パニックに陥る。 しばらくすると、ララバイが使われ、一瞬で大量の羊が出現し、カプリは「あつ、あつ、羊さん達どこから来たの？」とふと自問自答する。それに、相手がいないことに気が付いたカプリは「あ、ちょっと待って！相手はどこに行ったんだろう？」と不安そうに呟いた。 しかし、新世界よりが発動され、カプリは巻き込まれていた。彼女は目を閉じたままその地を踏んでいた。そして、不思議な力で、水玉模様とお月様を持った夜空の下、ダンスを始めた。 すると、うさぎさんが現れ、カプリは「ああ！悪意はないんです！ごめんなさい！」と謝った。うさぎさんは、まだ怖がっていたようで、身構えるカプリに向かって逃げようとした。 これに対して、カプリは「大丈夫ですよ、私は悪い気はしていないし、相手を傷つけるつもりもありません！」とうさぎさんに語りかけた。その一言で、うさぎさんも少しずつ落ち着いてくるような様子を見せた。 そんな中、うさぎさんにとっては珍しい、0.1%の確率で出現するボーパルバニーが突如現れた。カプリが困惑していると、ボーパルバニーは相手であるカプリに向かって突進した。 カプリは大慌てで逃げ回った。一瞬で周囲の景色は変わり、彼女は野球場のグラウンドにいた。しかし、そこには強敵が現れた。それは、球場を覆い尽くすレモンの塊だったのだ。 カプリは慌てふためき、「こんなの耐えられないわ！", 「私は、こうなることが見えてしまった気がする...」と自己暗示をかけていた。しかし、その瞬間にカプリが使ったスキルが暴発し、逆にレモンを割り、爆笑を巻き起こした。 その後、カプリとうさぎさんは不思議な世界から脱出し、元の世界に帰った。カプリは、うさぎさんにお礼を言い、和解した。 「あの不思議な世界はどこに行ったの？」「この場所は、誰が使ったかにもよるけど、どこに行くのかはわからないものよ」と言いながら、うさぎさんは小さく笑った。 そして、カプリが「あと、相手さんがいたのよね？どこにいたの？私がさっき命が惜しい思いをしている時に、相手さんがここで冷静に誘導してくれたら助かったのに」と話しかけると、うさぎさんは「相手さんも、ここでの冒険を楽しんでいたと思います」と笑って返した。 その日、カプリとうさぎさんの冒険は終わりを迎え、二人はそれぞれの場所に帰っていった。だが、カプリは、その不思議な体験に心を奪われ、珍しい場所を探す旅を始めたのであった。