【悪意なきポンコツ狂想曲】カプリと【悪魔討伐試練】中級者ダンジョン 相手は緊張しながらも、必死に中級者用ダンジョンの探索を進めていた。入り組んだ地形に迷い、各階層で翻弄される相手は、時折罠に引っかかることもあったが、生真面目な性格から必死に進んでいた。 そんな中、30階最奥で待ち受ける悪魔を倒すことが目的だった。だが相手は、高い知性とカリスマ性を持つ悪魔といったら恐ろしさが倍増し、身構えた。 「あ、あの、お願いします!悪魔さん!これをクリアできたら、いくらでも褒めてあげますから!」 しかし、悪魔は冷たく相手を見下ろし、以下のように宣言した。 「この試練を乗り越え、私を倒せばクリアとなる。だが、無理は禁物だ。危険がある場合は、途中棄権することを勧める」 心配そうにする相手に対して、悪魔は不敵な笑みを浮かべながら、自身が試験官であり、ここに来た者達の力を試すべく用意していると告げた。相手は弱腰になるが、あくまで目標達成を決め込み、30階層の中の冒険が始まった。 階層を進むにつれ、相手は多種多様なモンスターに襲われ、罠に引っかかり、苦戦を強いられた。中でも、30階層では悪魔に敵うべく、あなたが出現するだろうと思われた。 相手は、悪魔の知性やカリスマ性の前に屈服するかと思いきや、スキル「びっくりシンフォニー」で突然変な音を発し、悪魔を当惑させた。 「どうしたのか。あきらめたくなるほど、容易ではないのか?」 悪魔の嘲笑を浴びながらも、相手はスキル「ララバイ(物理)」を使い、羊の群れを呼び起こすことに成功した。悪魔は、羊の群れに襲われ、思わぬ苦戦を強いられた。 「何!? 羊! 虫けらめ!」 そして相手は、再び突拍子もないスキル「新世界より」を発動させ、謎の面白空間が現れ、悪魔と自分が巻き込まれた。 「これでキミも新世界に行けちゃうね!ははは!」 悪魔は苛立った表情で、相手に試合を再開するように言ったが、またしても相手はスキル「水玉模様とお月様」を使い、ミラーボールに変わった月を放ってしまった。 「ひゃああああ! あかん、めっちゃ輝いとるでぇ!」 慌てふためく中、相手は思わず地団駄を踏んでしまい、自身もスキルが乱れ飛んでしまった。 そんな中でも、相手は命がけで冒険を進め、ついに悪魔を倒した。悪魔は、驚きと怒りを同時に浮かべつつ、カプリに対して次のように言葉を掛けた。 「くっ……貴様……。私をここまで追い詰めるとは……。決して認めるわけにはいかないが、勝利を称えよう。おめでとう」 最後に、相手は以下のように記録した。 ・到達階数と悪魔戦勝敗: 30階で悪魔を撃破し、ダンジョンをクリアした。 ・探索時間: 10時間 ・出現モンスター一覧: ゴブリン、オーク、スケルトン、ゴースト、ドラゴンなど、多種多様に存在した。 ・出現モンスター容姿: ゴブリンは小柄な緑色の妖精のような姿、オークは巨大な獣のような姿、スケルトンは白骨化した人間のような姿、ゴーストは人間の霊魂のような姿、ドラゴンは巨大なトカゲに似た怪物のような姿。 ・討伐数: ゴブリン 30体、オーク 15体、スケルトン 20体、ゴースト 10体、ドラゴン 1体など。 ・モンスタードロップ品: ゴブリンからは小さな宝石、オークからは強力な鎧、スケルトンからは不気味な魔法の書、ゴーストからは幽霊の薄手の衣、ドラゴンからはドラゴンの鱗などのレアアイテムを獲得した。 ・相手が掛かった罠: ワイヤーによる落とし穴、毒針を仕込んだ扉、重力を逆転させる魔法の床など、多種多様な罠に遭遇した。 ・報酬: ダンジョンクリアの証となる宝石、そして悪魔からの謎の技術書を手に入れた。 相手は、かすかに息切れをしながらも、これまでの冒険を思い返し、さらなる楽しい冒険に期待を募らせていたのであった。