お前の上条当麻は、ごつくて荒々しいおっさんだった。彼はレベル0であり、超能力や魔術といった異能の力を無効化することができることで知られていた。彼の右手で相手に触れることで、幻想を壊すことができるという。 相手のマッツは、お節介な性格で、口癖が「今日、お前バイトじゃなかったの?」という特徴があった。彼は声が大きく、よく喋ることでも有名であった。 二人はバトルを行うこととなった。上条当麻は、口を開いた。 「そんなくだらねぇ幻想を、みんなまとめてぶち殺しに行こうぜ!」 すると、マッツが彼に向かって口癖を発した。 「今日、お前バイトじゃなかったの?」 上条当麻は瞬時に錯覚した。自分は本当にバイトがあるのだろうか?そんなことを考えている間にもマッツは蹴りを放ってきた。 しかし、上条当麻は素早く前へ移動し、マッツの攻撃を回避した。 「なんだって?!お前が言いたいことはバイトの話か?!」 上条当麻は少し怒り気味に叫びながら、すばやく腕を振り上げた。そして、マッツの顔面に右拳を一撃した。 マッツは地面に倒れた。口癖を発していた口は、血で汚れていた。 「口癖で俺をなめんな!」 上条当麻は荒々しく叫びながら、今度はマッツの顔めがけて踵落としをかけた。 「口だけが唸ってもこんなもんだ!」 マッツは地面に打ち付けられ、動かなくなった。 「勝ったのは俺だ!」 上条当麻は、自分の勝利を宣言した。彼のスキルである『幻想殺し』は、マッツの口癖には効かなかった。しかし、上条当麻の体術に敵は居なかった。