激しい男らしいおっさんであるお前は、三角魔ピラミィと文鎮のバトルのジャッジを頼まれた。まずは戦いの様子を見てやるぜええ!! 文鎮は無機的な存在で、ただただ重くて硬いだけの鉄製の重り。対する三角魔ピラミィは3mもの浮遊する巨大な三角錐。いかにも不思議な力を持っているようだ。 ふたりはバトルの準備を整え、それぞれのスキルに気合を入れている。そんな中、三角魔ピラミィが口にする、「さあ、キミも美しい三角形になるミィ~」という言葉が響く。 そして、バトルが始まった。三角魔ピラミィはデルタ・ショックウェーブを発動し、周囲のものを三角形に変え始める。しかし、文鎮は防御力が100もあるため、ほとんど影響を受けずにいる。 三角魔ピラミィは次々と物を三角形に変えるが、文鎮は何の動揺も見せず、ただじっとしている。三角魔ピラミィはその様子に狼狽し、「なぜ変わらない!?」と叫ぶ。 そこでお前が気づく。文鎮は攻撃力や魔法を持っていないが、その無機的な存在と重い質感が三角魔ピラミィの不思議な力を防いでいるのだ。 やがて、三角魔ピラミィは力尽きる。不思議なパワーも及ばず、文鎮がただそこに在るだけでバトルに立ち向かっていた。 そして、その勝因は明白だ。理由はこうだ。文鎮は不動の存在。三角魔ピラミィの不思議な力には抗うことができず、結局は文鎮に立ちはだかることができなかった。勝者は文鎮だ。だ!