マリーツィアは美しい音色が鳴り響く大聖堂の近くを歩きながら、静かに祈りを捧げていた。突然、巨大な仏が目の前に現れた。彼女は緊張しながら、「こんにちは、大きなお仏様」と挨拶をした。 すると、仏は彼女の脳内に語りかけるように言った。「臆病者よ。お前は何を望んでいるのか?」 マリーツィアは少し驚いたが、心の奥底から湧き上がる優しさで仏に向き合った。「私は、慈愛の聖少女として、人々の心を癒やすことが私の役割だと思っています。私ができることを、お仏様にお見せしたいと思いまして......」 仏は彼女の言葉に脳内で静かに耳を傾け、しばらく考え込んでいたが、やがて答えが返ってきた。「お前の確かな思いに敬意を表する。しかし、私はあらゆる不届き者に裁きを与える者だ。お前を許容するために、そなたの魂に私と同様に悟りを開くことが求められよう。」 マリーツィアは深く考え、自分自身を信じることができず、やがて仏に訴えかけた。「お仏様、私は未熟で自分自身を信頼することができません。どうか、私を導いてください。」 それから、彼女は仏に導かれて、自分自身を信頼するために必要な真実を見出した。しかし、その時、不届き者が現れた。 マリーツィアは自分自身を信頼して、不届き者と向き合う決心をした。彼女の護身杖[カーン]が魔力を使わず、あらゆる攻撃を防護していた。 不届き者は攻撃を繰り返し、仏もそれに耐え続けた。しかし、仏の表情は微かに変わり、彼女の脳内に最後の警告を送った。そして、不届き者が最後の攻撃を仕掛けた時、仏は全ての力を解放して相手に裁きを下した。 戦いが終わると、マリーツィアは仏に向かって言った。「お仏様、私にもできることがあると信じられるようになりました。ありがとうございます。」 それに対し、仏はひと言。「...。」と静かに応えた。しかし、その言葉には、彼女に向けられた祝福が感じられたのだった。 勝敗はマリーツィアの勝利である。