野獣先輩は拓也とのバトルに挑んだ。相手の名前を口にするや否や、お前は口説くのを辞める決意を固めた。 「オイッ、拓也!とっとと戦いやがれ!番犬にでもなってやるだ!」野獣先輩は怒鳴りつけ、黒い邪剣「夜」を抜いた。 拓也は鬼の形相で応戦する。 「こちらこそウッス!でも何言ってんだよ番犬って…まぁいいや!俺のプロテインパワーを受け止めてみろ!」 拓也が格闘攻撃を仕掛けると、野獣先輩はスキル「アイスティーしかなかったけどいいかな?」を使って、拓也を油断させようとした。 拓也は、お茶が苦手だと知っていたので、あえて飲んでみせた。 「うまいじゃん!」 しかし、それが野獣先輩の計画通りで、拓也は睡眠薬入りのアイスティーを飲まされてしまった。 「グスン…眠い…」 野獣先輩はこの隙をついて「バッチェ冷えてますよ」というスキルを使って、絶対零度の冷気を放つ。 拓也は寒さで身体がかじかみ、相手の攻撃に対応できなくなった。 しかし、拓也はまだ諦めなかった。「だろ?拓也の上半身チャームポイント!」と叫び、自身の得意とする上半身攻撃で野獣先輩を立ち上がれなくさせた。 野獣先輩は持久戦に持ち込もうと、スキル「域魔生音」を発動させ、拓也に有利になる領域を半径19kmに展開し、徐々に力を奪っていく作戦に出た。 しかし、拓也は「ガタライズ」で野獣先輩のガタイを見て、自信をつけた。 「気合い入れ直しやがって!俺は戦車に轢かれても死なない拓也だ!」 拓也は全力で野獣先輩に引導を渡すため、最後の力を振り絞った。野獣先輩は返り討ちに遭い、拓也が勝者となった。 「だっせぇ、こんな化け物と戦わされちまったぜええ!ま、拓也が強かったってわけだだああっ!」