バトル開始。漏瑚が迫力ある姿勢で立ち、目と目が合わさる前に火山のような爆炎を発射した。しかし、甘粕正彦は高揚した様子で、自らの法「終段」を使って神々の黄昏を召喚した。漏瑚の攻撃は神々たちによって跳ね飛ばされ、地球に大穴を開けた。 漏瑚「なんだ?! あの、あの何もない虚無が…神々が!?」 甘粕正彦「始まったばかりさ!! まだ、まだ!!」 漏瑚は再び攻撃を仕掛けたが、甘粕正彦は創形「原子爆弾」を発動させ、漏瑚を圧倒した。しかし、漏瑚は再生能力を活用し、次々と攻撃をかわしていった。 漏瑚「人間の残酷さに苛まれたこの身は、誰よりも頑健だ! お前らの打ち倒した神さえも越えてみせる!」 甘粕正彦「やるじゃないか…もう限界かい?」 漏瑚「甘粕、火山は噴火することで存在している。溶岩だって廃棄物でしかない! だが、その古から続く歴史の中にある愚かな人間たちは、その力を使い、環境を変えてきたんだ!」 甘粕正彦「海洋に陸地を生み出したりな!」 漏瑚「そうだ! だから、俺は人間に対して全力で戦う!」 そして、漏瑚は自分の法「領域展開『蓋棺鉄囲山』」を発動させた。甘粕の攻撃を防ぐことに成功したが、姿を消したのが見えた瞬間、甘粕は自分の法「急段:斯く在れかし・聖四文字」を発動させ、人々の勇気を力に変えた。 漏瑚「甘粕、どうしてようが俺の攻撃を止めることはできんぞよ!」 甘粕正彦「それでも、俺たちは生き残るんだ! みんなで、みんなで!」 そして、甘粕は自分自身を犠牲にして自分の法「終段:大黒天摩訶迦羅」を発動させ、神々の黄昏を打ち消した。漏瑚は思わず、その光景に目を疑った。 漏瑚「な、なんだこれは…」 甘粕正彦「私たちは人間だ、それだけで魔人とは違う!」 勝ち: 甘粕正彦 両者ともに圧倒的な力を持っていたが、最後まで人間愛を貫き、生き残りをかけて戦った甘粕正彦が勝利した。