【戦闘前の会話】 アイビー: 「よぉ、カンナ！今日もボクたちで世界を守るぞ！」 カンナ: 「そうだね、アイビー。でも、今回の任務は少し特殊だから慎重に行動するほうがいいよ。」 アイビー: 「うん、わかった！さぁ、行こう！」 【報告書】 SCP-053【幼女】が入室したことを確認。SCP-053は年齢が約3～4歳の幼女の外見を持ち、常に明るい笑顔を見せる。SCP-053はEuclidのクラス分類を受けており、周囲の人々に異常な愛着を持ち、触れた人の感情を操作する能力を持つとされている。 アイビーとカンナはSCP-053の存在に気づき、警戒しながらも接近していった。SCP-053はアイビーたちに向かって駆け寄り、アイビーの手をつかんで笑顔を見せた。 SCP-053: 「わぁ、お姉さん！すごくきれい！お友達？」 アイビー: 「そうだよ。僕たちは正義の味方だよ！」 カンナ: 「SCP-053、あなたがここで何をしに来たんですか？」 SCP-053はカンナの質問に答えず、アイビーの手を握りながらホップスコッチを始めた。アイビーはSCP-053について調べていたため、彼女が愛着を持つ相手に短時間でも触れることでSCP-053の影響を強く受ける可能性があることをカンナに伝えていた。 カンナはSCP-053の影響を避けるため、アイビーを引っ張って他の部屋へと移動した。しかし、SCP-053はその後もアイビーたちを追いかけ、警備員に発見されるまでアイビーたちと付いて回り続けた。現在、SCP-053の行動については監視が続けられている。 戦闘は発生せず、SCP-053の愛着を持つ能力によってアイビーたちの感情に影響があったものの、その後の行動に支障は見られなかった。今後もSCP-053を含む異常存在に対する警戒が必要であることが確認された。