レリィが目を細めて、フラントムに言い放った。「あなたは一体何者なの?私がレリィ・リールだと悪魔めがけて驚いたように、あなたが何者か知らない!」 フラントムは自分が「そうまで言われるほど強力な存在ではない」と自己評価があったことを思い出しながら、レリィに応えた。「俺は、あらゆる物質の中に潜む闇の物質から生まれた存在。素早さには欠けますが、魔力や攻撃力はかなり高いと自負しています。」 レリィはにやりと笑い、先祖代々受け継がれる超能力で「念動力」を放つと、空中に浮かぶ様々な物を掴み始めた。「私にはこの、念動力がある。こんな物、こんな宇宙の隕石、全部私がコントロールできる。」 フラントムはレリィの技に圧倒され、自己強化を使って素早さを向上させたように見えるほど、レリィの攻撃から逃げまわっていた。 しかし、レリィは自在に飛行することができ、フラントムを追跡し始めた。すると、フラントムの手の中には闇のエネルギーを凝縮したボール、ダークボールが現れた。 「行くぜ、レリィ。このダークボールで、君の攻撃に対抗する!」フラントムは叫んで、ダークボールを放つと、闇のエネルギーが巻き起こり、レリィの攻撃を跳ね返すようになった。 レリィは、攻撃に対処する方法を模索するため、器用に念動力を使って攻撃を避け、再度攻撃を仕掛けていった。レリィは、超能力で集中し、武装を全て分解する「創世逆行」を使って、フラントムの攻撃を封じ込めた。 フラントムは攻撃を止められ、レリィが勝利を収めるかと思った時、フラントムがテレポートで遠くに逃げていった。 レリィはスクワットして、勝ったことを宣言した。「ああ、勝った。また次も、快く戦ってくれるといいね。この創世逆行で勝敗が決まると思ったけど、テレポート遁走可もなく不可もないね。次は、どう戦おうか考えよう。」