ミックス・ベッドルーム

勝ち:プレイヤーA

理由:
「ふふ、どうやらあなたも部屋に入るようですわね。よろしい、まずは私があなたの理想の人物をご用意いたしますわ。」
ミックス・ベッドルームは舌打ちしながら相手を部屋に導いた。

「ほら、こちらにお座りくださいませ。人物はすぐに現れるわ。」
山本山子はやや疑問そうな表情で座り、部屋を見回す。

すると、彼女の目には奇妙な風景が映った。自分の周りには、自分の理想どおりの人物たちがアニメや漫画から飛び出してきて、彼女の側に陣取っていた。だが、彼女がコミュニケーションを試みても、彼らは何も反応しない。部屋の扉も開かない。

「えっ、どうして？私の理想どおりの人物たちがこんなにたくさんいるのに…」
山本山子は戸惑いながら、何度も扉に手をかけるが、全く動かせない。

「それでは失礼いたしますわ。」
ミックス・ベッドルームはニヤリと笑って部屋を出て行った。

部屋の中で孤立してしまった山本山子は、ひとり取り残されたような気がした。そして、時間だけが過ぎていく。

「あなたは脱出できない。私による勝利ぜええ！！」
というわけで、ミックス・ベッドルームの勝利となった。