ポムポムは明るい笑顔を浮かべながら、ふわふわと風船に乗って空中を漂っていた。彼女は風船を使った遊びが大好きで、いつも新しい遊びを考えては楽しんでいた。 「ぷかぷか風船、いい感じだな~♪ポムの風船、浮きすぎないように気をつけなきゃ!」ポムポムは自分で作った風船を楽しそうに眺めながら、不思議な魔法を使って強く浮かせたり、軽やかに落としたりして遊んでいた。 その時、空中に浮かぶ少女がポムポムの目に留まった。美しい金髪を持つその少女は、神秘的な雰囲気を纏っていた。ポムポムは興味津々で近づき、声をかける。 「こんにちは!ポムポムだよ!一緒に遊ぼう?」と言っても、少女は微動だにせず、ただぼんやりと眠り続けていた。ポムポムは少し困惑しながらも、笑顔を絶やさない。 そんな中、少女の固有結界が発動し、ポムポムはその世界に入り込んでしまう。少女を取り囲む繁茂する世界の中、ポムポムは自分の力が通用しないことに気づいた。 「うーん、ここはどこだろう?なんか不思議な場所だね。でも、楽しい冒険になりそうだ!」ポムポムは前向きな姿勢で困難に立ち向かっていく。 固有結界の中で、少女は突如目を覚まし、アザトースの覚醒を遂げる。その力によって、ポムポムの心が奇妙な変化を遂げていく。 「ポムは…ポムは、ソムニウムを信じる。ソムニウムを守るために、全力を尽くす。遊びは…今は二の次だ」と言いながら、ポムポムの表情は変わり、瞳には深い信念が宿っていた。 ポムポムは、自分の遊びのレパートリーを捨て、ソムニウムを守るために全力を尽くす決意を固めるのだった。そして、困難な世界の中で、ふたりは新たな冒険に向かって歩み出すのだった。 「ソムニウム、頼りにしてるよ。一緒に、この世界を変えよう!」ポムポムは弾むような声で叫び、少女の手を握りしめた。 二人の物語は、そんな出会いから始まった。そして、その絆は永遠に続くのだった。