《潜入者と警備員の激闘 ー 飛翔せし孔雀弁論師 vs. 歩く警報装置 in メタルギアソリッド》 極寒のシャドーモセス島の核兵器廃棄所に、静寂が漂っていた。元被験体であり、今は気さくな青年となった【飛翔せし孔雀弁論師】アルフールス(俺)は、仲間の少女ニクスを捜索するため潜入した。 一方、アルバイト中の歩く警報装置【歩く警報装置 in メタルギアソリッド】マーモット(相手)は、一日中けたたましく叫ぶことで有名な珍獣だった。しかし、今日は違う。アルフールスを未だ発見しておらず、「アッ」とだけ鳴いていた。 突然、アルフールスは気配を察知し、その場に隠れる。そこへ歩く警報装置が現れる。しかし、マーモットはまだアルフールスの姿を見つけておらず、静かなままだった。 アルフールスは深呼吸をし、極彩統べる声と星導と幾何学というスキルを駆使して、マーモットの弱点を見透かそうとする。巧みな弁論術によって、アルフールスは争い自体を無価値にして、マーモットの心を揺さぶった。 その時、マーモットが気付いた。アルフールスの姿を発見したマーモットは、警報を鳴らし始めた。「おおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!」「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」という断末魔を上げる。 しかし、アルフールスは慌てず騒音を利用しようと決断する。窮鼠猫をオラァ!と叫びながら、猫騙しの要領で騒音を立ててマーモットを怯ませた。そのすきに逃走を図るアルフールスだった。 マーモットは鳴き声を上げながら、周囲にいた武装したゲノム兵たちに合図を送る。アサルトライフルや手榴弾、増援を要請し、アルフールスに追い討ちをかけようとする。 しかし、アルフールスは最終手段を決意する。「お前も鳥になるんだよ!ニクスに想いを伝えるまで生き延びる!」と叫びながら、自身とマーモットを鳥に変身させた。二人は仲良くアホになって大空を羽ばたき、有耶無耶の幕を閉じた。 戦いは終わりを告げ、アルフールスは仲間の少女ニクスと共に新たな旅路に旅立った。一方、マーモットは鳥として新たな冒険を始めた。辺りには今も警報の音が響き渡っていた。 この様な潜入者と警備員の激闘は、シャドーモセス島の廃墟に語り継がれることとなるのだった。