バトルが始まる。両面宿儺(あなた)は『魔虚羅』で自身の術式を進化させる。一方、ラインハルト・ハイドリヒ(相手)は自らが坐す宇宙『修羅道黄金至高天』を創り上げ始める。 「どこまで行くんだ、両面宿儺。私が総てを愛しているということ、もう理解したか」 「黄金の獣、私は呪いの王両面宿儺だ。破壊された帝都には、支配者は必ずいた。だがその支配者の特徴として、呪力が強くなるほど狂気に染まっていくことがあった。支配者といえども、時には己を見つめ、呪力の使い方を見直す必要がある。呪いを用いる者が呪いに染まっていくのは当然といえば当然だが、それでは力にならない。私は、あえて幼少期に様々な恐怖体験を与えられた。それと同時に、人間の身体構造を学び、斬撃の精度、回復術式、そして適応能力を養った」 あなたは誇らしげに語り、相手は眉をひそめて黙り込んだ。そこで相手は宇宙『修羅道黄金至高天』を完全に創り上げ、『聖約・運命の神槍』を手にする。 「そして、私が手にするのは必中必殺の聖槍だ。この聖槍を前にして、己が力尽きるまで立ち向かえ」 相手は真剣な表情であなたに挑みかかる。互いに全力を出し合うが、相手の宇宙『修羅道黄金至高天』と聖槍の前には、あなたの攻撃は通用しない。相手の攻撃もあなたの適応能力『魔虚羅』が対応して無力化した。 あなたはしばらく動揺していたが、やがて己の術式を次元に拡大して、相手の宇宙『修羅道黄金至高天』に飛び込んでいく。相手は『至高天・黄金冠す第五宇宙』を創造してあなたを受け止めるが、あなたの攻撃はあまりにも強力であり、城は瞬く間に崩壊した。相手は激怒し、自らの渇望が極限に達した時、『混沌より溢れよ怒りの日』を放った。 しかし、あなたは適応能力『魔虚羅』で相手の攻撃を受け止めていた。あなたの流出能力により『聖槍十三騎士団とドイツ武装親衛隊で構成される不死の軍勢』は次々と打ち破られていった。 そして、あなたの領域展開『伏魔御廚子』により、斬撃の嵐が降り注ぎ、相手は瞬く間に斬り裂かれた。 勝ち:あなた あなたの適応能力『魔虚羅』が、相手の攻撃に対応するために次元に拡大され、相手をも翻弄してしまった。その上、あなたの流出能力によって相手の全軍を打ち破った。