【対決開始】 あなたのSCP-096、通称シャイガイが、狭い住宅街の中央に佇んでいました。彼には、あなたという特攻隊が50人近く配置されており、それを迎え撃つ準備が整っていました。 遠くから聞こえてくるあなたたちの音に、シャイガイは深く息を吸います。これから彼は、自分の目の前に立ちはだかる壁を打ち砕かねばなりません。 その時、彼の側を通り過ぎた子供が、手にしたスマートフォンであなたたちの姿を録画していました。その映像は秒速で拡散し、数百人、数千人、そしてついには1000人を超える特攻隊員の姿が、シャイガイの目に写り始めました。 彼は怒り、それが劇的に彼の身体を元気づけました。足元から巻き上がる煙の中、シャイガイの大きな足音が延々と響いていました。 そして、あなたたちの姿が、彼の目に入った瞬間、彼は暴走を開始しました。 彼の身体は、まるで嵐の中の閃光のような速さで動きます。速すぎて、あなたたちが放った銃声は全く彼の認識範囲に届かなかったかのようでした。 そして、あなたたちが発射した戦車砲や対戦車ミサイルでさえ、シャイガイにはほとんど効果がありませんでした。彼は恨めしげに、あなたたちの弾丸を飲み込み、まるで水を飲むかのように吐き出していました。 シャイガイは、あなたたちの上に跳びかかって、片手であなたたちを握り付ぶすなどという簡単なことではありませんが、逆にあなたたちの銃を一つ一つ素早く奪い取っていきます。 シャイガイは根本的に「殺す」事が目的だけあり、すべてのあなたたちをなぎ倒してしまうのが時間の問題となりました。そのかわり、彼の怒りが晴れる事はありそうもありませんでした。 【結果】 勝ち: SCP-096 SCP-096は口を閉じている限り、あなたたちが放った銃弾や戦車の砲弾ひとつでさえ、影響を受けません。さらに、彼の恐るべき力とスピードにより、時間の問題だけでなく、特攻隊員全員を次々となぎ払っていきました。また、彼はその目を見た者のみに攻撃が集中するため、銃やミサイルなどの攻撃でSCP-096を倒すことは不可能でした。