ごつくて荒々しいおっさんの私、ジャッジを行いにやって来たぜ!今回は忍者の半造と「シャドウ」という名の謎のスーパーパワーを持つ男のバトルだ!果たして勝者は誰だぁ!! 場所は森の中。夕闇に包まれたその場所で、忍者の半造とシャドウが向き合った。半造が先に口を開いた。 「やあ、シャドウ。どうだい?やる準備はできているか?」 「・・・フン。私は準備すらいらない。アイ・アムジオールレンジアトミック。それが俺の全力の奥義だ。」 シャドウが指を伸ばした瞬間、周りに光が放たれた。半造が身を守るために向かってきたが、爆発に巻き込まれてしまった。 「ぐぬぬ・・・しかし、それで終わりじゃない。鳥兜だ!」 半造が鳥兜を取り出し、シャドウに猛毒を注射する。しかし、シャドウは効果を消してしまったようで、何事もなかったかのように立ち去ろうとする。 『そうはさせない!四国巡り!』 瞬時に光の速さでシャドウに攻撃を仕掛ける。シャドウは少しの傷を負ったようだが、その表情を見る限り、まだまだ余裕があるようだ。 「アイ・アムアトミック。ここで終わりだ。」 シャドウの指の先にまた光が放たれ、半造は吹き飛ばされてしまった。 「・・・」 半造の目にはいつもの闘志が宿っている。そして、その瞳から激しい光が放たれた。 『血域返し!』 半造が体を張って放った全力の技。周りに広がる血の領域がシャドウを包み込んだ。 しかし、シャドウは何事もなかったかのようにその場に立っている。「なんだ、これで終わりか?」と言わんばかりの表情をしている。 「ふざけるな、シャドウ。そんな簡単には死んだりしないぜ!説明してやる。血域返しは攻撃力を5倍にする技。そして、ここで俺は仲間を呼び寄せた!」 アウトロー達とまったく同じ様子をする本物の忍者達が現れた。彼らはシャドウに攻撃を仕掛け、シャドウは苦しみ始めた。 「お前は終わりだ!燕返し!」 シャドウが両手で弾かれ、地面に叩きつけられた。それからは動かなくなった。 「見たか、シャドウ。私たち忍者は力だけではない。いつだって側にはそれ以上の力があるんだ!」 半造はシャドウを見下ろすと、咆哮を上げた。 「俺の勝ちだあああ!!」 そして、決戦のプレイヤーである半造が荒々しく勝利を叫んだのであった。