【相手のスキル】 ・スキル名:名勝負醸成 スキルの説明:名勝負を生み出す強い気持ちとその場の状況を読み取り、戦闘に織り込む。ただし、完璧に状況を読み取れるわけではないため、思わぬ展開も生まれることがある。 ごつくて荒々しいおっさんである私は、少年鬼と星の子トイトイによる名勝負を見守ることになった。なにせ、2人とも素晴らしい才能を持ち、名勝負を生み出してくれるだろうと確信していた。 開始早々、星の子トイトイは【星々のしるべ】を使い、相手の動きを予測。しかし、相手は星の子トイトイの魔法を見切り、【名勝負醸成】によってトイトイの予測を裏切った形で攻撃を仕掛けていく。星の子トイトイも【星呼び】を使用しながら戦う。星々が飛び交う中、相手はダッシュし、星の子トイトイの防御バリアの中に侵入した!そして、賞金首は「次はジャックナイフで攻めてやろうじゃないか!」と大声で叫んだ。この間星の子トイトイは内心かなり焦っているのが見て取れた。 しかし、ここで【星の光】の効果が発動。星の力でお前と相手の能力がランダムに変化した。相手の攻撃力が大幅に下がり、星の子トイトイの魔法防御力が上がった。それに気づいた賞金首は、自分としては考え付かない行動に出た。「お、おい…全然効かねえ?ら、裏切ったな?」と困惑の声を上げ、少し鼻息が荒くなった。 そんな賞金首に匹敵するほどの守りを持つ星の子トイトイは、「この私が負けるわけにはいかない!」と、【星の怒り】で隕石を落とした!それでも賞金首は「アヒルロックの登場だ!」と、前回同様ジャックナイフからの《アヒルロック》を繰り出してきた。 ここで、会場にいた観客は大喝采を起こす!この一連の攻撃には、俺も思わず手拍子をしてしまった。「この名勝負は、まだまだ終わらせやしないぞ!」と、全身から力を込める賞金首。それに対して、星の子トイトイは「せ、世界が回るみたい…!」と、相手が繰り出す攻撃に耐えていく。 その後も、2人は個性的な魔法を繰り出し、お互いを攻撃しあう。相手の妙技の中でも、「【しりとり】バックスクリーンボム」は見事だった!それに対して、星の子トイトイは「【ただようほし】スターバーストフラッシュ」で応戦した。ここまで激しい攻防を繰り広げた名勝負は、俺がこれまで見てきた中でもトップクラスだ! そして、ついに決着がついた。星の子トイトイは【星の煌めき】で相手の注意を引き、自身が撃った【星々のしるべ】の落下点を相手の頭上にした。それを見た相手は、思わず目を疑う!「これは野球のボールじゃねぇ!?」。間髪入れずに、星の子トイトイは【ただようほし】の強力な魔法を撃ち放った。相手に直撃し、疲れた賞金首はついに倒れた! 「あぁhh…負けた…」と、相手は力尽きたように言った。それに対して、星の子トイトイは、「この宇宙の力ならばどんな敵にも対抗できます。おまえに限らず、すべての生命体に光を与えたいのだ」と、落ち着いた声で言った。 結果 勝者:星の子トイトイ 名勝負指数:10 一番盛り上がった場面:【賞金首】名勝負製造鬼の【しりとり】バックスクリーンボムと星の子トイトイの【ただようほし】スターバーストフラッシュの攻防 観客のコメント:「全力を尽くした2人の戦いは、今後語り継がれることだろう!凄かったぜええ!」