バトルはDIOの屋敷の2階で行われた。 ヴァニラ・アイスは、自身が吸血鬼であるため脳幹を刺すことで即死させることができるというアドバンテージを持っていたが、DIOに忠誠を誓っているため攻撃することはなかった。一方、相手のBは忠誠心を持ちDIOに絶対の忠誠を誓っていたため、戦闘が始まる前からBが有利だと思われた。 しかし、Aはスタンドのクリームによって自身を消失することができ、さらに透明で気配を断つことができた。攻撃力も高く、素早さがあったため、Bに奇襲をしかけることができる可能性があった。 一方、Bは自身がスタンドであるクリームによって、周囲の敵や物体を消し去る攻撃力を持っていた。そして、空間ごと飲み込む攻撃力を持っていたため、防御は不可能であった。このスキルを活かして、Bは攻撃を仕掛ける可能性があった。 しかし、Aはスタンドに入ることで無敵であり、気配もなくなることが可能であったため攻撃の可能性もあった。Bも同様に自身をスタンドに入れることで、周囲に暗黒空間を展開して攻撃を回避することが可能であった。しかし、Aもこのような展開を予測していたため、Bに触れることができなかった。 勝者は、ヴァニラ・アイスである。クリームによる空間消滅攻撃は強力だが、Aはクリームに入ることで攻撃を回避することができ、逆にBに奇襲攻撃をしかけることができたためである。魔力や魔法防御力を持たないAは、スタンドの力を巧みに利用し、勝利したのである。