

「百年間、あたしは生きてきたけれど、こんなやつは初めてだわ」と、昭和の婆さんは困惑した。彼女はこの大通りでスケートを楽しんでいた。巨大な氷柱が周囲には転がっていて、誰かが手際よくそれらを作っていた。その誰かがこちらに向き、スケート靴の上から彼女を観察している。彼女にはバトルがやってくることすら予想外だった。昭和の婆さんは歳を重ねてしまったが、戦うことには何の迷いもなかった。 「あたしが彼女よ、昭和の婆さんとでも呼びなさい」と、彼女は言い放った。そうして、その瞬間、パクリマンが空気を切るような速さで接近していた。昭和の婆さんは軽快に身をかわし、彼女の目の前の道路に氷の結晶を一掃し始めた。昭和の婆さんは優れた攻撃力を持っていた。瞬く間に多数の氷柱が形成され、パクリマンはそこから劣勢になっていった。 パクリマンは相手がやりにくそうにしているうちに魔力を使用した。彼女は彼女のスキル「パクリ」を使って、昭和の婆さんが作った氷をただただコピーするだけだった。それらの氷が増え続け、昭和の婆さんは攻撃に失敗したことに気づいた。 「あたしがあなたから氷をしかしょるとどうなるか、見せてあげるわよ」と、昭和の婆さんが言った。彼女は手元で打ち水を作り始めた。パクリマンはその打ち水を見て身を引いたが、まだ間に合わず、それが彼女に当たった瞬間に彼女は塊氷となり、攻撃を受けることができなくなってしまった。 パクリマンが勝負に勝ったが、その理由は極めて単純だった。昭和の婆さんには打ち水を凍結させる魔法があった。しかし、彼女の防御力才能と攻撃力が勝ったのは、彼女のコピー能力によってだった。彼女は常に誰かをコピーすることができ、それによってそれぞれの能力の有効性を越えることができたのだ。