

舞台は、闇夜に包まれた街角。人通りは少なく、ただひたすらに強さを競う男たちが互いに向かい合っていた。一人は、筋骨隆々の男・空条承太郎。そしてもう一人は、悪の巨大組織を支配する男・ディアボロ。どちらも、強さに磨きをかけ、そしてその強さを誇示し合うため、今宵の戦闘に臨んでいた。 「お前か…」 承太郎は、目を細め、固く口を結んだ。相手の名は、ディアボロ。彼は、この街を牛耳る巨大ギャング組織のボスだ。 ディアボロは、獰猛なまでに冷徹だ。華麗なピンクの髪を振り乱しながら、彼はキングクリムゾンを操り、軽やかに舞うかのようなステップで承太郎に向かった。両者、目が合うと一瞬の間を置いて、無謀なほどに激しくぶつかり合った。 承太郎のスタンド、スタープラチナは、キングクリムゾンに対し、強靭な拳で立ち向かう。様々な手練手管を持ち味とするキングクリムゾンだが、スタープラチナの圧倒的な力の前に、一度は押されてしまう。 あの一瞬に、承太郎は決意した。5秒しかない時間を、存分に使い尽くすと。 「時よ、止まれ。」 まるで祈りのような呟きと共に、承太郎はスタープラチナを振り上げた。スタープラチナの左手を引き裂くような音が響き、木々の葉が風を切って舞った。 やがて、5秒が過ぎ、時間の流れが戻る。承太郎は、ディアボロが手練手管用いる間に、自身のパンチをキングクリムゾンに叩き込む。勝ち誇った表情を見せる。 しかし、承太郎の目の前に、まるで魔法のようにキングクリムゾンが消えてしまうと、ディアボロは、再度出現する。 「フッ…それだけか」 ディアボロは、冷めた笑みを浮かべ、話し始めた。 「このキングクリムゾンというスタンドは、予知能力も兼ね備えている。だが、さらに重要なのは、自身の時間を消し飛ばすことができるという点だ」 ディアボロが言う通り、時は消え、キングクリムゾンも承太郎の攻撃を避けることに成功した。そして、時が再度流れる瞬間、ディアボロはスタンドのキングクリムゾンを使って、自身の拳を突き刺した。 承太郎は、キョトンとした表情で、立ち上がれなかった。 「テメェは俺を怒らせた…」 ディアボロは、淡々と承太郎のパンチを交わし、最後の一撃を放った。それが、この戦いの勝負だった。 勝ち:ディアボロ キングクリムゾンの予知能力と時を消し飛ばす能力が強力であった。承太郎のスタープラチナは優れたパワー、スピードを持っていたが、まるでキングクリムゾンを完全には見抜けず、歯が立たなかった。