レースではなくセミナーを行うという須藤の方針が功を奏した。スピードだけでなく正しいラインを守ることがセミナーの要であることを証明した。相手が頭が悪いために追い抜こうとばかりしていたが、須藤は正しいラインを守りながら相手をブロックし、相手を減速させた。彼の防御力90は相手を劣勢に追いやり、90の素早さで先頭をキープ。結果的に須藤が優勝となった。レース後、須藤は驚かされた。自分との約束を守らない相手に対して、須藤は相手をビンタし、自分の言葉に責任を持つように注文をつけたのだった。「これはレースではないセミナーだぜええ!」と須藤は言った。相手は頭を下げて謝罪し、実際にビンタを受けた。しかし、颯爽とした須藤のポーズによって、彼のカリスマ性と凄みを感じさせたのだった。