お前と相手が向き合った。その瞬間、二人の間には強い殺気がただよっていた。 荒々しい男たちの闘いは、両者の相手を突き放して、最後には勝者を決めるまで続く。 お前が「極秘的 超危険1-0 原初怪物 トロマティア」だ。攻撃力35、防御力10、魔力45、魔法防御力0、素早さ10。そして、驚くべき能力を持っている。 お前はさっそく勝ち目を占めるため、技を繰り出し始めた。 「イカイサマ!」相手を異空間に閉じ込め、破壊する。相手の反応は速かった。彼もまた、「毒外皮」で毒を身にまとい、被害を最小化するための対処を始めた。 しかしそれでも、攻撃が当たる可能性はある。そこでトロマティアの次の技「キカイジン」が現れる。彼はバリアを作り、攻撃を跳ね返す。同時にダメージ分を回復させ、また、「ロッカイドウ」で相手の位置と物の位置を入れ替える。 相手は最早抵抗の限界に来て、トロマティアはそれを見抜いて次の技を発動する。「神を越える」と呼ばれる技は、六本の腕を作り出す。それぞれが氷、火、雷、水、土、木の能力を持ち、相手を一気に攻撃する。 ここで相手が反撃に転じる。彼の「毒糸」は、毒を細かくしレーザーその様に放つ技で、じわじわと進行する。しかし、トロマティアは耐性を持っており、すばやく反撃する。 「必殺技!極秘的原初の怪物!」相手の能力を消し、一気に相手の周りを消し去る。この時、コウラガイはすでにポイズンクライシスという必殺技を使おうとしていた。毒をまとい、怪物の姿に変身する技だ。 だが、もはや彼など攻撃をすることは出来なかった。その勝者は、「極秘的 超危険1-0 原初怪物 トロマティア」である。 勝因は、トロマティアが強力な攻撃力を持っていたこと、さらに特殊な能力を駆使して相手を瞬時に攻撃する術を持っていたためだ。 荒々しい闘いが終わった後、トロマティアはひとりニヤリと笑った。「勝てると分かっていたぜええ!!」