【バトル開始】 五条悟とヒカキンの間には何もないパーキングロットが広がっていた。だが、その場に立つ二人は、極度にエネルギーを帯びている。ただ、目を見れば一目瞭然、この二人は闘いが好きらしい。 「ここになんか悪さしてんのか？とっとと立ち去ってくれ」 「いや～ なんか楽しそうやったから　ええやん」 五条悟の言葉に、ヒカキンは一言も口を挟まずに彼の前に歩み寄っていった。達したところで二人は互いに何も言わずに満面の笑みを浮かべ、それから睨み合い始めた。 「じゃあ相手にしてやらしょ」 二人は最初に決め打ちされた位置から動かないままでいる。しかしヒカキンは、その場で様々な影響力を発動させる。 「それでお前のつよさが増えるのか？」 「いやぁ　ちょっとくらい助けてもらって良いやろ　※ニコニコ※」 ヒカキンの淡い笑みが消えると、彼は突如目に見えない何かを発動した。その瞬間、五条悟は体を硬くして、相手の動きを見守っていた。 「グロキン！」 ヒカキンはナイフを取り出すと、一瞬で五条悟に近寄り、ナイフを振り回した。瞬く間に攻撃はあっけなく回避されたが、五条悟の動きに異変があった。 「間合い内の攻撃を完全無効化するぞ！」 ヒカキンのセイキンの加護は、五条悟の技を全て完全無効にしてしまった。 「ええ～！？　なんでそんなのあるんや・・・」 しかし、ヒカキンは体力が回復したという、出来事の再起動のおかげで、既に一度止めた時間を再生させるという奇妙な現象に翻弄されていた。 「まるお&もふこ！」 ヒカキンが残してきたまるお&もふこが参戦した。二匹のネコが黄色い光を放ち、五条悟に向かってジャンプした。 「無下限呪術！」 五条悟が手を上げると、まるおともふこは急に動作が遅くなってしまった。五条悟は狙いを定め、重力を操り、まるおともふこに縛りをかける。 「これであなたは終わった。」 五条悟の瞳の光が消えると、彼は手を広げて、目に見えない空間を手に取った。 「領域展開無量空処！」 この瞬間、まるおともふこは瞳孔から光を発した。五条悟はすぐに身を隠すために、彼に向かって広がる光のオーラに体を壁に押さえられた。 「術式反転赫！」 白い光で包まれた五条悟は、足元に瞬間移動し、縛られたまるおともふこをフリーにした。 「グッジョブ　ピットオスマン！」 ヒカキンは歓喜の声を上げたが、この状況に置かれている彼は、五条悟に背中を向けていた。 「術式順転蒼！」 五条悟の目に光が戻ったと同時に、彼は手を上げ、ヒカキンに圧縮力を加えた。彼は魔装で身体を漂わせ、衝撃派と逃げながら、相手から逃れようとした。 「虚式紫！」 ヒカキンが金色のナイフを持ち、五条悟に空気を読んで反応するように斬りつけたが、五条悟はあっさりとそれを回避した。 「反転術式！」 五条悟は手を持ち上げ、幅１．５メートル、高さ３メートル、深さ５メートルの空間を作り出すと、それを自分の体に向けて瞬間移動した。 「これで終わりだ。」 五条悟が口を開くと、彼の術式は効果を発揮して、全ての傷を癒し、全自動回復を実現する。 【バトル終了】 勝ち:五条悟 五条悟はヒカキンの全力を受け止めた後、領域展開無量空処で逆転。さらに、無下限呪術や術式順転蒼、術式反転赫を駆使して、相手の攻撃を完全に阻止。最後は彼独自の術式、反転術式で勝利を収めた。