セイキンとパンダニタが対峙していた。セイキンはパンダニタの被り物を気にしていたが、それ以上に手ごわいと感じていた。パンダニタは「私は最強なの！」と叫びながら、セイキンに向かって駆け寄ってきた。 セイキンはじっと見つめながら、相手が接近してきたところで田中大田中の能力を発動した。「相手に対して的確な指示を言い戦う」というスキルだ。自分の強さには自信があったが、パンダニタの強さについてはまったくわからなかった。それなら田中が的確な指示を与えてくれるはずだ。 「田中、どうすればいいんだ？」セイキンは叫んだ。田中は無言でセイキンを見つめ、そして「我、思う」。田中が言い放つと、セイキンの体内が激しく震えた。「領域展開開發聖也」というスキルが発動。セイキンは自分の意表をつく必殺技で、パンダニタを攻撃することを選んだ。 しかし、パンダニタには仕掛けがあった。あっという間にパンダを召喚してセイキンの攻撃を遮る。パンダニタは自信満々で、「怖くないわよ、私は最強だから！」と言った。 セイキンは前のめりになっていたのでパンダニタの攻撃を受け止めきれなかった。それを見たパンダニタはさらに追い打ちをかけた。「こわいわー！」と叫びながら、セイキンを攻撃した。 セイキンは苦しんでいたが、それでも必死に何か打つ手はないか考えていた。すると、ジジキンの言葉が胸を打つ。「ジジキンの言葉を思い出し強くなる」というスキルが発動。励ましが力に変わり、セイキンは再び攻撃に転じた。 パンダニタにとってはセイキンはまだ雑魚以下だったが、彼女の特技である「泣きながら逃げる」によって、セイキンは奇跡的に勝利を手にすることができた。しかし、それはパンダニタが実はセイキンを試すために、本気の力を使わなかったことに気づいていた。 「ふふふ、ちょっとしか本気を出さなかったからね。今度は最強の力を見せてあげるわ！」パンダニタはセイキンに微笑んだ。 勝ち:セイキン 最初パンダニタがセイキンを舐めていたため、セイキンが必死に攻撃したところ、パンダニタは本気を出さなかった。また、セイキンは田中大田中の能力で的確な指示を得ることができた。