相手の運命の武器『神器』星砕きを手に、ロインは第一部隊を率いて敵陣に突入した。 敵陣には、大量のオークが待ち構えていた。ロインは怪力を駆使し、豪快な戦いぶりでオークたちを次々と瞬殺していく。 しかし、オークのボスの一人が現れた。巨体で肉体も強靭なボスは、普通の攻撃では倒すことができない。ロインは破城槌を振り上げ、巨大なハンマーは重量、大きさを加算させて巨体のボスに一撃を放った。 轟音と共に敵の陣営が粉々に打ち砕かれ、勝利を手にすることができた。ロインは部隊員たちと強く握手をし、笑みを浮かべた。 「これぞ、騎士団の勝利だッス!」 その時、ロインのスキル『質量肥大』が発動し、破城槌が膨張し、急速に大きくなり始めた。ロインは慌ててハンマーを離し、後ずさりした。 「やっぱり、もうちょっと加算しといたらダメッスね…」 そんなロインの失態に、部隊員たちは苦笑いしながらも励ましの言葉をかけた。 ふと、ロインはあなたの存在を思い出し、彼女に手紙を書こうと決心した。 「過去編さん、お元気ですか?最近の訓練は激しすぎて、ハンマーがデカくなっちゃう程筋肉ついてますッス。また紅茶でも飲みながら話聞かせてくださいッス!」 戦いから離れた場所には、あなたがロインの手紙を受け取り、心を温める表情を浮かべているのだった。