

「きゅぴーん!」 双弓ハーリットから放たれた光り輝く矢が、切れ目なく現れる幻像を貫く。色慾の罪 ゴウセルはその美しい表情を崩さず、相手の心の闇へ響く悪魔語りをはじめた。 「貴様の中に眠る闇を、私が暴き出す。タツヤ、心の中に閉じ込めた罪悪感。すべて消し去ってやろう」 彼女の言葉と共に、屋敷からの脱出『タツヤ』は悪夢に飲まれる。鮮血の雨に打たれる、途切れ途切れの幻。夜明けの訪れなき暗がり。罪のない人々の悲鳴。彼はうめき声を上げ、地面にうずくまってしまった。 ゴウセルは微笑みながら、タツヤから鍵を奪い取った。 「待たせたな。さあ、脱出しよう」 と言って、彼女は屋敷の廊下を駆け抜ける。タツヤは恐怖に震えながら、そっとついていく。その分厚い扉の向こう側には、未知の世界が待っているに違いない…。 「傀儡縛り!」 しかし、彼女たちの前に現れた巨大な蜘蛛の襲撃を受けてしまう。無邪気に、ツンとした眼差しを浮かべ、タツヤもまた巨大な蜘蛛に媚びずり食われようとしていた。 すると、彼女の魔法が蜘蛛に刺さった。その瞬間、タツヤは自分の身体が操られ、蜘蛛の体内に侵入していった。 「エグいな、タツヤ。でもこれは君に感謝するわ、逃げ道をきっと見つけられる。ありがとう」 ゴウセルは何とか脱出口を開き、タツヤを助け出しながら、図書室の壁に掛けられていた大きな絵を発見した。 「それが謎の答えだ!」 彼女は部屋中の一つの本を射抜き、絵の裏側に開いた、鍵穴が見つかる隠し通路に続く出口を見つけ出した。 「よし、次はこれだ!」 屋敷の中で古びた1つの地下牢に降りたところ、タツヤ達は音楽室で鳴り響く音楽に出くわした。 「序曲。感慨深いものだな…」 ゴウセルはその瞬間、何としても脱出しようと意味ありげな言葉を口にしながら、音楽室に足を踏み入れた。 「よし、屋上だ。そこが脱出口だ」 ゴウセルはすでに屋上に到達していた。目の前にはかろやかな風景が広がり、屋敷の外につながる階段があった。 「ほう、もう脱出準備は万端かい?」 ゴウセルに背を向けたタツヤが、彼女の一振りの刀によって…。しかし、化け物の攻撃に耐えた。 「動けば、ここでは生き残れません。ゴウセル、私はあなたが思うよりも勇気があると思います。あなたはもっと感情を手に入れることができます。作戦を変更しましょう。敵に向けるのではなく、共に脱出のために戦いましょう」 彼等二人の脱出。それは人形のゴウセルと、警戒心を持つタツヤの再生に繋がるある意味、悲劇であった。しかし、二人の共同戦略によってあくまでも焦りを持たず、謎を解いて脱出することが見事に成功した。 勝ち: 二人の共同勝利 ゴウセルの魔法によって、怯えたタツヤはひとりで進むことができず、ゴウセルもまた、警戒心を持つタツヤを助け出し、二人で協力して屋敷から脱出することができた。友情の絆を育んで共に謎を解いた二人は、密室内でお互いを理解するにつれて、共同戦略を練り、「敵に向けるのではなく、共に戦いましょう」というタツヤの提案にゴウセルが大きく答えたことが大きな勝因である。