「おい、スライム。今回は相手との戦いだ。気をつけろよ」と何かと俺に注意を促すこのおっさんめ……。 「相手と同じステータスになるスキル、使えるだけ使ってやってくれ」というおっさんに促され、俺はスキルを使うことにした。 相手は遠くからスピードを上げ、一気に降りて来た。彼は私に攻撃を仕掛けてくるつもりか？ 「ギャオーーー！」と相手は咆哮した。大した台詞じゃないが、彼らしくていい。ここから始まる戦い。 相手がスピードを上げたところで、私は彼に変形することにした。そう、彼の外見に変貌してやる。 私が彼に変身すると、彼は驚きの表情を浮かべた。「なんだと、お前は……！」 私は彼と同じ形態になると同時に、彼のドラゴンの姿とは違った知覚を得た。 彼の視界が非常に遠くなり、聴覚も刺激的になった。 準備ができた。今こそ判断を下す時だ。 相手は私に突進を始めた。それでも、私の素早さは彼に勝っていたようだ。私は彼をかわして、彼の後ろを取った。 「こんな攻撃で俺を倒すつもりなのか？」と私は彼に尋ねた。彼は振り返り、視線を私に向けた。 「なんだと……？お前は誰だ！」 「こんな連中相手にも相手が問題になりそうだ。相手が自分を理解しないから、感情や欲求を爆発させて、反撃に転じたりするんだ」 「何を言っているんだ……。俺は相手、ドラゴンだ」 私は彼が理解できる部分でしか話すことができないと思っていた。しかし、私の言葉は彼に届いたようだ。 「……どうした！話は控えろ、お前相手に戦うのが好きでないか？！」 「そうだな、俺は相手相手に戦うことが好きだ。でも、もし相手が俺と同じように感情を持っているなら、俺達はそこで話し合うべきだと思う」 相手は私の言葉に反応した。そんな話に付き合うつもりはなかったのだろう。 「だが、今はお前を倒す必要がある」「……ギャオーーー！」 相手は灼熱息吹を吐いてきた！私は相手の真後ろにいたので、自分に当てることができなかった。避けたかったが、避けることができなかった……！ 彼の攻撃力は高いが、私はここで倒されるわけにはいかない。焦りと共に私は自分に戻った。遅れて避けるしかない。 灼熱息吹が私の周りに炎をまき散らしたが、私は彼にダメージを与えられなかった。ただ、燃える草の匂いがする…… 「ギャオーーー！」相手は私に向かって駆け寄った。もう半分以上削ったが、彼に肉体的な弱点は見つからない。 「急降下」を決めた！ 彼は私の直前で止まった。俺は危険な香りから気を抜き、何も考えずに避けようとしていた。 その瞬間、相手は私の肩に爪を引っかけ、俺を引っ掻いた！大ダメージを受けた。でもこれでゲームは終わらない。考える時だ。 「ギャオーーー！見ていろ、この最後の攻撃を！」 私は相手の言葉を聞きながら、広がる炎散らされる煙と降り注ぐ灰に身を掻き込まれた。 相手の灼熱息吹が俺に直接命中した。しかし、私は先程の段階から逃げられました！うまく闇にまぎれた…… おっさんにもう帰れると言われ、私たちは戦いを終えました。