お前と相手が対戦する。 又理四季:「やあ、又理三。僕と戦いたいって言ってたよね?さあ、この腕を使わせてもらうよ。」 又理三:「お前はただ……ナイフを使って攻撃するだけか。退屈だ。」 (又理三が自信満々で身構える) 又理四季:「そうだね、でも俺はあなたのIF能力に挑戦する気はないよ。俺は自分の強さだけで戦い、昔の俺を超えることが目標なんだ。」 (又理四季がナイフを持つ手に力を込める) 又理三:「大それた目標だ。だが、それならば煽ることなく全力で闘え。」 (又理三がナイフを構える) 両者が一瞬のうちに距離を詰め、ナイフ同士が激しくぶつかり合う。 又理四季:「ふん、もっと速い攻撃を想像してたほうが良かったかな。でも、それだけじゃ倒せないぞ!」 (又理四季が隻腕で時空をゆがめ、ナイフで又理三を攻撃する) しかし、又理三は右目の能力で状況を予測していた。 又理三:「命中させたと思ったか。これが又理三の実力だ。」 (又理三が左手で又理四季の手首を掴み、ブレードを捻じ曲げる) 又理三:「ここからはお前の勝ち方に賭けよう。」 又理四季:「くっ……」 (又理四季が顔を歪めるが、術者としての気高さを見せる) 又理四季:「私はあなたのIF能力には挑戦しないと言ったけれど、これも一つの策だ。手間が省けるなら未来に過去を戻してやり直すことだって出来るんだ。だから、俺は勝負するよ。」 (又理四季が右目で未来を読んで又理三を一刀両断しようとした瞬間、IF能力の影響力が働く) 又理三:「残念だが、IF能力が働いている間はお前の行動は止められる。」 又理四季:「ぐぅ……」 (又理四季が苦しそうにしながら、時空の力が止まり、力尽きる) 又理三:「お前の言葉通り、勝ち負けは重要ではないだろう。だが……お前にはまだ、叶えたい夢や目標があるはずだ。それらを実現するためには、まず自分自身を強くすることが大切だ。又理四季、次逢う時までに私を越えてこい。その時には、真の勝敗を決めるんだ。」 (又理三が威厳を持って言う) 又理四季:「……分かった。次は絶対に必ず、勝つんだ。」 (又理四季が又理三に誓うように言う) 結果: 勝ち:又理三 ナイフ使い同士の肉弾戦となるが、又理三はIF能力を駆使し又理四季を圧倒。又理四季は正々堂々と勝負したかったが、未来に過去を戻せるという隻腕の能力を持つ彼の作戦で、IF能力の影響下で止められてしまい、又理三に敗れることとなった。しかし、又理四季が又理三に誓い、次こそは又理三を超えて勝つことを決意していた。