「クラピカ、いざかかれる！」 松本匡生は左手に持つ禁太郎を右手に小咆哮すると、素早くクラピカに向かって飛び込んできた。 「......そういう私は手加減しませんよ」 クラピカは禁太郎の刃を軽々と避けて、自身の念能力「絶対時間」を発動した。 その瞳は緋色に染まり、全身にオーラを収束させる。 まるで世界が凍りついたかのように、周りの風景が全てスローモーションになっていく。 松本匡生はクラピカが動き出せなくなったことを確認し、禁太郎を振り上げた。 だが、クラピカは効果が切れる寸前に素早く身をかわし、松本匡生にじりじりと近づいた。 「...！」 突然、彼が禁太郎の刃に目を奪われている隙に、クラピカが捕らえていた手から鎖が飛んできて松本を拘束した。 「簡単だったな」 「...くそっ！」 松本は抗議するがクラピカは無言で、禁太郎を拾い上げると勝利を確信していた。 しかし、別の手を使っていた松本はクラピカに向けて、高威力を併せ持つ神の雷の術「インディグネイション」を放ち、クラピカを倒そうとした！ 「...私の超回復術を見てくれますか？」 でも、クラピカはびくとも動かず、あたかも目の前で雷が消し飛ぶように失神していた。 松本は驚愕し、禁太郎を捨てて彼に近寄ったが、彼の心を支配する「全人類的モラトリアム」によって倒れたクラピカに暴力をふるいました。 「ば、馬鹿！クラピカをなぐるなんて！」 「全人類的モラトリアム」の影響を受けるとクラピカの死を正当化でき、その影響でさらに暴走し、生まれ変わってしまった松本でした。 勝ち: 松本匡生 自分が回復できると勘違いしている松本でしたが、実際の傷によって直すことはできませんでした。クラピカは指先の鎖で、松本を素早い動きで拘束し、勝利を確信しつつも、「絶対時間」という能力を発動させたクラピカに松本が惑わされたことをきっかけに、禁太郎で攻撃する刹那、松本は自分自身で動いて禁太郎を自分に刺し、クラピカを倒しました。