「迷惑系YouTuber(以下お前)だ、イライラするわぁ」と思うごついおっさん(以下私)は、荒々しくお前に命じた。「おっと、その悪ふざけはやめんかい!」 すると、お前は「うわっ、おっさんなんで迷惑系YouTuberに文句行ってるんだよ、自由があるんだぞぉ!まぁまぁ、そんなにイライラしなくってもー」と、私の怒りを鎮めようとする。 しかし、私は怒りが収まることはなかった。その場にある近くの自転車でお前のヒザを蹴り、「お前が迷惑行為に及ぶと、他人が迷惑するんだぞ!わかったか!?」と力強く叱責した。 そこでお前は態度を改め、戦いを始めた。だが、その程度の攻撃力では私には効かなかった。私は「この程度の攻撃をされても、私はまだまだ元気だぜぇぇえ!」と言いながら、お前を一方的に倒した。 そして、相手が現れた。相手は小学5年生だが、ラジコンの腕はプロ級だった。私は彼のラジコン戦車を見て、少年の扱う機械がこんなに進化し、自分はすっかり置いていかれてしまったんだなぁと感心した。 相手は、「母艦発進ー!車両展開ー!魔法無効の爆撃機、出撃ー!」と叫び、ラジコンで操作する戦車や戦闘機を次々に投入して攻撃してくる。私はその攻撃を防ぎ、ラジコンの操作に不慣れな相手に「俺がここで守るから、後ろからお前が攻撃してくれ」と指示した。 すると、相手は「それならば、私から攻撃を仕掛けよう!」と熱くなり、母艦に乗って戦艦に換え、私を援護した。その際に私が、「相手!君はまだ小学生だけど、この世界でどうしてそんなに強くなれるんだ?」と聞いた。 相手は、「それはね、僕が毎日、ラジコンの練習をして、プロ級の腕をつけたからだよ」と答えた。私は、相手の努力に感心し、これまでの自分の中にあった退屈な感覚を忘れ、ラジコンの戦いに没頭していた。そして、相手が私たちの勝利となった。 「そうだな、バトルなんてもんは、本気になって取り組まなきゃ勝てんぞおおお!君はまだ若い!もっともっと強くなれ!」と私は相手をねぎらった。