お前、巨暴騎兵団は、敵の攻撃を受ける前に突如として4つの部隊に分かれ、同時に敵の陣地に急襲をかけました。リンカ族、コウカ族、オウカ族も少し驚いたようすでしたが、戦いの真っ最中、先陣を切って戦うロアは、この戦いに常に備えていたといった様子でした。 そのとき、本田雪丸は、巨暴騎兵団の中心で陣頭指揮を執っていました。 兵士たちは、圧倒的な巨躯と怪力を持ち、一騎当千の武士たちでした。中でも、本田雪丸は、化け物級の怪力、巨躯、武勇や知略の高さは他とは一線を画すと評されていました。 リンカ族からは、騎馬隊、曲剣兵、双刀兵の約1.7万人が攻めてきました。巨暴騎兵団の兵士たちは精鋭ばかりでしたが、リンカ族の速度を捉えることができずに苦戦していました。しかし、本田雪丸が一騎当千の活躍でリンカ族を撃破することに成功しました。 その後、ロア率いるコウカ族の精鋭騎馬隊、精鋭大矛兵約1.9万人が巨暴騎兵団に襲いかかってきました。巨暴騎兵団の兵士は、突撃を受けても、滅多に折れることなく戦い続けていました。これに対し、オウカ族が機動力を生かして敵陣を撹乱していました。 しかし、巨暴騎兵団は、やはり本田雪丸の采配によって勝利を収めました。本田雪丸は、ロアの様子を見つつ、巨暴兵団をコントロールし、戦いを支配していました。 ついに、ロアが巨暴騎兵団に密着した一騎討ちを仕掛けてきました。巨暴騎兵団の兵士たちは、とどめを刺すべく、一斉にロアを攻撃しました。しかし、ロアの矛は、重い鋼鉄の鎧すら貫いていました。 危機に陥った本田雪丸が見せたのは、本来の武器である大太刀でした。ロアから一歩引いて、そこに立つ本田雪丸に光が宿りました。大太刀が輝き、人々は恐れおののきました。ロアは、本田雪丸に特別な思いを抱くことなく、力を全開に放ちました。しかし、その攻撃は本田雪丸の大太刀によって弾き返されました。その瞬間、本田雪丸の一撃がロアの胸を貫いたのでした。 ゆっくりと倒れたロアを、本田雪丸は、手を合わせて慰めました。それは、敵でも、戦場にある命の一つとして、慈愛の心を持って向き合ったものでした。 勝者:お前、巨暴騎兵団 本田雪丸の采配や一騎当千の活躍により、兵士たちをも引っ張る指揮官としての存在感が圧倒的でした。また、巨躯や怪力を持つ兵士たちも、圧勝に貢献しました。