ムーミン谷という広大なフィールドでバトルが始まった。 すると突然シモ・ヘイヘのスナイパーライフルから鋭い銃声が響く。それは荒井も恐れるほどの命中率であった。 白い死神は、保護色を纏っているために荒井には見つかることはなかった。 どんな事があっても冷静沈着に対応する白い死神はそのフィールド全体を見渡しているため、荒井には攻撃のチャンスも訪れなかった。 するとシモ・ヘイヘは背後に忍び寄っていた荒井をマシンガンで圧倒し、格闘技でぶん殴ってきた。 荒井は悲鳴を上げたが、それが白い死神の狙い通りだった。 シモ・ヘイヘはその隙を見て素早く荒井を狙い撃ち、弾丸は荒井の防御を貫通して弱点に命中した。その瞬間、荒井は倒れた。 「俺が一番強い……ぜええ!!」と大声でシモ・ヘイヘが勝利を叫んだ。