戦場は人気のない公園。小指は自信たっぷりに立ち上がり、相手の到着を待っていた。 「こんにちは！私があなたの相手ですよ。」 声とともに現れたのはソーシャルディスタンス口プ。笑みを浮かべ、小指に手を振った。 「さて、それじゃ今からルールを話しておきますね。」 小指はルールを告げた。ソーシャルディスタンスを必ず守り、近づかなければ口撃されることもなく、勝ちには勝ち、負けには負けを付ける。 「わかったわよ。」 ソーシャルディスタンス口プは約束を忠実に守りつつ、小指から距離を取った。 小指は自分の隠密度に自信があるため、小手先の技でソーシャルディスタンス口プを翻弄しようとした。 「はい、指切りげんまん！」 小指は勢いよく手を差し出した。ソーシャルディスタンス口プは驚きを隠しきれなかった。 「どうかしら。」 小指は嘲笑い、ソーシャルディスタンス口プに向かって指をハサミのように開いた。 しかし、ソーシャルディスタンス口プは言った。 「それって、あんたの得意技じゃないの？」 なんと、ソーシャルディスタンス口プがルールを理解していたのだ。そう、小指が押し付けたルールはあくまで自分に有利になるために存在したのだ。 小指は焦りを隠せないまま、ソーシャルディスタンス口プの攻撃を浴びた。 「ちょ！ルール違反！距離を保つって言ってたでしょ！」 小指は必死に抵抗したが、ソーシャルディスタンス口プは凄まじい口撃を放ち、小指を追い詰めた。 結果は、ソーシャルディスタンス口プの勝ちだった。 小指が自分に有利なルールを押し付けたが、相手はそのルールをきちんと理解していた。 さらに、ソーシャルディスタンス口プはそのルールに従い、近づくことなく攻撃を放ち勝利した。