【事件名】 ツインタワーに出現した空飛ぶ円盤 【事件詳細】 某都市の市街地にツインタワーがある。ある日、ツインタワーの上空に金色の円盤が出現し、市街地には未知の電波が流れるようになった。地球人にとっては初めての現象であるため、世間は大騒ぎになる。警視庁刑事部捜査一課が事件を担当し、名探偵の湯川学が助手を務めることになった。 【捜査の一部始終】 ＝＝＝湯川学視点＝＝＝ 「相手、どうだろう。この円盤は何が原因で現れたのか？」 「まだ何もわからないな。でも、よく考えると当面の目標はコントロールタワーにアクセスすることだな。その方が確実に情報が得られる可能性が高いと思われます」 古畑任三郎の案がまったくの当りと思われ、湯川学は同意を示した。二人は即座にツインタワーのコントロールタワーに向かった。アクセスを試みたが、先に接続していた友好国の軍隊に阻まれてしまう。そこで、湯川学は友好国の軍隊に接続先の断りがないことを知らせ、一転して接続することができた。 コントロールルームに入ると、遠隔地からの不審な信号を受信したとのことだ。湯川学は機械を分解して、信号の発信源を発見した。その発信源は、意外にも学生たちが製作した無線機だった。 ＝＝＝古畑任三郎視点＝＝＝ 「湯川くん、こんなものでいいのか？」 「しっかりと関係者と話をして、詳細を把握しなければ。自分たちだけで判断したら、原因や背後に潜む枚数が掴まないでしょう。」 「そうだな、早く本物の犯人を取り締まらなければですね」 二人は関係者に事情を聞き、学生たちは地上から小型ドローンを飛ばしていたことが判明した。ドローンには小さなカメラが仕込まれており、それは周囲の光景を撮影して、遠隔地に繋がれた無線機に映像を送信していた。そしてその映像が、未知の電波を生み出すきっかけとなった。 湯川学は状況を把握すると、さっきまでの冷静な態度から変化した激情的な声で、学生たちに向かって話しかける。 「君たちは、たわいもないいたずらやお遊びでもなく、重大な事件を引き起こしてしまったことを自覚して欲しい！」 ＝＝＝湯川学視点＝＝＝ 無線機から電波が出ると、相手と一緒に追跡を始めた。逃げ出した学生たちは何度も道中で方向転換を繰り返し、捜査員に逃げられなくする手段を考えながら走っていた。 しかし、相手の意外な策略で学生たちはおとり捜査にかかり、逮捕されることになった。 「よくやった相手、あなたには驚かされるよ。」 「別に、しかし、あれは駄目だ。金色の円盤を偽造するなんて危険過ぎる。」 湯川は呼吸を整えつつ顔を上げると、相手が言うのを聞いた。 「ヒューストン、ここは受信しました。地上のスキャナーによる検索が完了しましたが、目撃情報は一切ありませんでした。」 「わかった、この件はいったんは解決したと考えて、今後も地球上に降り立つものがあれば速やかに対応してください。」 ようやく解決した事件だったが、湯川学と古畑任三郎ともに、今後も続けてこのような事件に挑まねばならないという強い使命感を覚えた。 【勝敗の考察】 今回の事件では湯川学と古畑任三郎はお互いの得意分野を生かし、互いに協力し合い先に事件を解決したため、勝敗はつけられないと考える。二人のプロフェッショナルな捜査員としてのスキルと知識が信頼され、事件解決に貢献した。