「ふぁっ!?ネバネバ幼女ちゃん!なんでぇ!?どうしてここで逃げ回ってるの?」憤怒担当の熊埜御堂 美咲(くまのみどう みさき)は、キョトンとした表情で黒いネバネバでできた幼女に声をかけた。 ネバネバ幼女は小さな手でネバネバをかき分けながら、ふり返ってみる。「ぬぁぬぁ、わわ、わたしは仲間に至上絶対に攻撃しないの!助けてくれる?ぼくには仲良しを希望というスキルがあるの。」 美咲はうーんと考え込んだ後、笑顔で応じた。「仲間になるのはいいけどね。でも、なんでぇ、こんな所で逃げ回っているのかしら?ふぁっ!?」 「ぬぬ…なんでもないの。ただちょっとしたトラブルがあってね…」ネバネバ幼女は頬を染めて語り始めた。 すると、その時だ。突然、騒動が起こった。何者かが大罪生徒会の財布を盗んだのだ。騒ぎに巻き込まれた美咲とネバネバ幼女は慌てて立ち上がり、その場に残された一枚のメモを見つけた。 「メモに何か書いてあるっぽいね。ふぁっ!?これは…『熊埜御堂 美咲が犯人です』って書いてある…なんでぇ!?」美咲は口元を押さえて驚きを隠せない。 ネバネバ幼女は落ち着いて言った。「え、ぼくが見守るから、静かに調べよう。落ち着いてね!」そして、ネバネバ幼女は薄暗い通路に姿を消した。 数分後、ネバネバ幼女が戻ってきた。「発見したの!これを見て。『実は、犯人はネバネバ幼女ちゃんでした』って…なんでぇ!?」美咲はますます混乱していた。 「なんでもないの。ぼくから攻撃せず、逃げ回ってただけだもの。それにぼくは悪い子じゃないよ!」ネバネバ幼女は無邪気に笑っていた。 そんなやり取りの中、突然現れた別の生徒が言う。「あの財布は見つかりましたよ。ただし、その中身が全てネバネバに覆われていました。どうやらこのネバネバ幼女が…」 「なんでぇ、そんなことになるの?ふぁっ!?ちょっと待って、これはもしかして…」美咲は頭を抱えて考え込んでいた。 「ぼくから攻撃はしないんだけど、誰かがぼくに攻撃したみたいなの!だから、自衛できなくちゃお仕置きしちゃうよ?」ネバネバ幼女が真剣な表情で告げた。 最終的に騒動は解決し、ネバネバ幼女は仲間となった。美咲は天然ボケで騒動を巻き起こしつつも、誰かを助けることに喜びを感じていた。仲間となった二人は、新たな冒険や事件に立ち向かう準備を整えつつ、笑顔で次なる展開に期待を膨らませていたのであった。