夜神月は、デスノートを手にしたまま、盗賊と対峙していた。 「そんなもので私を殺そうとするとは、大胆なんだね」と愛美は、冷静に言った。 夜神月は、デスノートに名前を書こうとしたが、愛美はその手を掴んでドスンと地面に叩きつけた。 「私たちは戦うことが生き甲斐なのよ。そんな卑怯なことで、私を殺せるわけがないわ。」愛美は微笑んで、風縫いの剣を抜いた。 夜神月は、弱々しく「でも、私は勝たなくてはいけない…」とつぶやいた。 「そうだね、あなたが勝ったら、私は死ぬわ。でも、それは何にも意味がないでしょう?」愛美は冷静に言い切った。 夜神月は絶望的だったが、そこでひらめいた。 夜神月は、デスノートを閉じ、手に持つ鉛筆で愛美に向かって投げた。 と同時に、愛美が夜神月に駆け寄り、一瞬のうちに呪刻印を発動させ、素早く夜神月に風縫いの剣を突き刺した。 「勝ったのは、私よ。理由は簡単。あなたが攻撃しようとした瞬間、私がアタックを仕掛け、あなたを打ち負かしたからね。」愛美は、さらに笑顔を深めた。 夜神月は、うつろな目つきで床に崩れ、愛美は平然と去っていった。