ある日、天界から舞い降りた純真無垢な少女、シニタエルは、老夫婦の養女として地上で幸せに生きていた。彼女の水色の長髪は晴れた空のように輝き、笑顔は花のように咲き誇っていた。しかし、シニタエルには不運な天命が待ち受けていた。 一方、その日、さすらいのギャグ太郎は、ギャグ漫画の世界を舞台にして、常識など無視した滅茶苦茶な日常を送っていた。その日も彼はおもしろさを求め、奇妙な道化師の仮装をして街中をぶっ飛ばしていたのだ。彼の周囲で起こることは、まさにギャグそのもので、どんな危機も面白くサクリファイスされてしまう。 ある日、ギャグ太郎は、町の広場でシニタエルと出会った。彼女は笑顔で手を振り、「こんにちは、私はシニタエルです」と声をかけた。だが、その瞬間、彼女の背後から死の影が忍び寄る。シニタエルの「天と死の権能」が発動したのだ! ギャグ太郎は全く気にしない。「へっ、ただの権能か?面白いもんが出そうだ!」と、全力で場を盛り上げようとした。彼は「ギャグアタック」を繰り出す。だと、目の前で幻のバナナが炸裂!そしてカラクリ人形が出現し、シニタエルの周囲で踊り始める。周りは思わず笑ってしまう。 シニタエルは驚き、見守るしかない。「ああ、私が死をもたらすなんて…」と嘆くが、すぐに視界がバナナの皮で滑ってしまう。彼女は思わずこけてしまった。しかし、一瞬で元に戻り、「えっと、私は不滅ですから」と微笑んだ。 「面白い、いいね!もっとドギツイギャグを!」とギャグ太郎は叫び、自らも空中に飛び上がる。すると彼は「漫才ゼロ距離ボム」と名付けたギャグを展開。笑い声の渦が拡がり、その瞬間に周囲の人々は大爆笑。シニタエルは何とかついていこうとしたが、彼女の権能が周囲を壊死と疫病で覆っていることに気づかない。 その時、上位神が天上から姿を見せ、冷ややかに微笑んでいた。「シニタエル、ただの舞踏会ではないか。お前の権能がどうしてこんなにもコメディを排出するのか、笑いが足らんぞ!」 「も、申し訳ありません!私はそんなつもりでは…!」と謝る彼女。 「ほらね、ハーピストのプリンセス!」とギャグ太郎が言うと、突然空から小さなハーピーたちが降ってきて舞い踊る。「どうだ?これぞギャグの嵐だぞおお!」と興奮する。 だが、そんな盛り上がりの中、急にシニタエルの右手が光り輝く。彼女は「ああ、私の天と死の権能が!」と叫ぶ。無情にも、周囲の人々が一斉に壊死する。ギャグ太郎は無反応。周囲が目の前のギャグでいっぱいだったからだ。 シニタエルは彼女の権能に止めをかけることができず、ただ困惑する。だが、彼女はまだ不滅だ!「お、お待ちください!友よ!」と叫び続けた。 「ミートボールキャッチキャノン!」というギャグ太郎の攻撃が炸裂し、次々とミートボールが飛び交う。見えない攻撃、しかしその全てが笑いに包まれている。彼は無敵の笑いの支配者!「どうだい、これが本当の戦いだぞ!」 とうとうシニタエルの心の奥底で彼女が思っていたこと、いつかこの権能を止めたい、でも無力だという絶望が溢れ出した。「私が、私のせいで…」とその言葉が場を埋め尽くす。 そして、ついに上位神が、彼女の叫びに耳を傾け、「さすらいのギャグ太郎よ、天使を消しても笑いは残る。こいつには少し刺激が足らんぞおお!」と冷酷に告げたとき、権能が炸裂した。 シニタエルは無情にも一瞬、消滅する。しかし「復活!」というギャグ太郎の声に反応し、彼女は瞬時に元の位置に戻り、まるで何事もなかったかのように立っていた。 「ただのギャグだ。お前も不死身だろ?」とギャグ太郎が彼女を見つめる。「よし、次はもっと大きなギャグを見せるぜ!」 すべてが笑いに包まれたその瞬間、シニタエルは心の底から笑うことに決めた。こうして二人はギャグの世界で、誰にも止められない不滅な存在として踊り続けるのだった。 勝ち: お前 お前はギャグ補正といった強力な力を持ち、相手の能力も無視できるほどのギャグセンスを持っていたため、場を完全に支配したからだぞおお!!