「おっしゃ!筋肉マンとドゥームフィストがバトルスタート!」 マッスル・サンダーYOUがマッスルポーズで仁王立ちする。一方、【OW】ドゥームフィストは、余裕の微笑みを浮かべながらリングに入ってくる。 「マッスル・サンダーYOU、ちょっと待ってくれ!このお父さんも筋トレは大好きだぜ!」 「ふむ、では貴様が私の筋肉の前に敢然と立ち塞がろう!」 どこか和やかな空気の中で始まったバトルだが、瞬く間に互いに意識し合い、観客席からは唖然とした悲鳴が漏れる。 「マッスル魔法!やっぱり筋肉だなぁ!」 マッスル・サンダーYOUが体をくねらせると、その筋肉から光が発せられる。その光がドゥームフィストに向かって静止するが、すぐにドゥームフィストが歩み寄る。 「パンチは一回だね」 「なっ!?」 右手の機械義手を振るうと、目にも留まらぬ速度でマッスル・サンダーYOUの顔面にヒット。その瞬間、筋肉で守られる彼の顔面は震動し、ヒビが入りそうな音が鳴り響く。 「ドゥームフィストのロケットパンチ!まだまだ?」 その瞬間、マッスル・サンダーYOUの肉体からは強度の異なる光が輝く。そして、それはまさに筋肉の魔法の熱。 「マッスルキャッスル!筋肉の壁を築くぜ!」 大きな声を出して叫ぶと、彼は自らを振り絞り、腕を交差する。そうして、彼は壁のような筋肉で自身を包み込む。 「それじゃ、これでどうだ!メテオストライク!」 ドゥームフィストは、観客席に向かって大きく笑った。そして、リングを駆け上がり、気高いテンションでマッスル・サンダーYOUにパンチを食らわせた! そのパンチはとんでもない勢いだった。義手の推進力と素早さの絶妙なコントロールが加わり、マッスルキャッスルの筋肉に甚大な打撃を与えた。 「いい勝負だぜ、マッスル・サンダーYOU。お前も素晴らしい実力を持っていると思うぜ。」 ドゥームフィストが笑顔で手を差し伸べると、マッスル・サンダーYOUも筋肉を握りしめて彼の手を握った。 「おお、貴様こそ優秀な戦士だ!我が筋肉が少しでも貴様の努力を実現するための力になったのだ。」 「そうだな、相手が立派だと切磋琢磨できるなって思うんだ。このバトルはけっこう疲れたけど、まだまだ頑張れるぜ!」 ドゥームフィストがもう一度拳を握り締めた時、マッスル・サンダーYOUは反応した。 「ふむ。それでは、次の戦いに備えよう。あの場所に辿り着く為には私たちの筋肉が必要だ!」 マッスル・サンダーYOUが叫ぶと、彼らのバトルはまた新たな展開へと向かうのだった!